言語哲学入門

受講生の皆さん、こんばんは。

明日は前回配付した資料を基にして『論考』の出口に案内し、ベンヤミンというかなり魅力的な分かれ道につながる十字路の交差点にも案内します。また、順序は前後するかもしれませんが、もう少しだけ、デュシャン関連の知的な文脈を補足して強化する計画も立てています。というのは、前回は、『論考』の入口と出口を見つける上でも重要な時代背景、文化的・思想的背景としての「モダニズム」の観点からマルセル・デュシャンを引き合いに出したのですが、もう少し踏み込んで、ヴィトゲンシュタインの『論考』の思想に直接繋がるようなデュシャンの思想、そして現在にまで繋がる思想の系譜を確認しておきたいからです。

尚、現在メインサイトのコンテンツを整理中です。「『論考哲学論考』地図」、「ヴィトゲンシュタイン哲学地図」、「特別地図」という未完の3枚の地図をupしてあります。レイアウトも完了していませんが、一応見られる状態にはなっていますから、参考にしてください。今後内容的にも加筆修正していきます。