こんなどきどきするような鳥瞰図を描いた吉田初三郎を知っていますか。
昨年秋にくまさん(http://blog.livedoor.jp/unknownmelodies/)から吉田初三郎の凄さを教えられ、すっかり魅せられて、そしてそのお陰で知り合うことのできたアンティーカーさんが、洞爺湖サミット記念(?)として仙台藩白老元陣屋資料館において吉田初三郎展が開催されることを知らせて下さった。
会期は7月19日(土)〜 8月17日(日)。北海道では最大規模の原画約20点、印刷物110点、合計150点(?)が公開されるという。アンティーカーさんも私も残り20点は何だろう?とますます興味津々である。
しかも、初日の13時半からは「白老地域文化大学講座」と連動した東北歴史博物館学芸員の須賀正美さんによる講義もある。
「白老地域文化大学講座」。知らなかった。なんと、6月7日には赤坂憲雄さん(東北芸術工科大学教授)の講義「イザベラ・バードの歩いた道を辿る」があった。聴きたかった。残念。最近『イザベラ・バードの日本紀行』(上下巻、講談社学術文庫)が出たばかりだった。
イザベラ・バードの日本紀行 (上) (講談社学術文庫 1871)
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ちなみに、吉田初三郎のものと思しき鳥瞰図を、あのエドワード・タフテ(Edward R. Tufte, born 1942)が『Envisioning Information』(1990)第1章の冒頭で取りあげていることを以前記した。