学生の皆さん、こんにちは。
いよいよ明後日7月30日には憧れの金城さんたちに会うことができますね。皆さんより一足先に私は彼らに会います。会うだけでなく、空港からいきなり北海道の最もディープな場所に連れ去ります。乱暴ですね。そこで美味しいものでも食べながら一緒に南の方や遠く東の方を眺めるでしょう。北海道に初めて来る彼らに北からの眺めの良さを味わってもらいたい。それが私からの彼らへのささやかなプレゼントなんです。
それにしても、「三上のブログ」は、手拭爺に乗っ取られたりして、内容的にもなんか哲学的な色彩をおびて、なんだか訳が分からなくなってきたという人も少なくないかもしれませんが、心配はいりません。当日第一部では、とにかくわいわいと面白い話を聞いたり、質問したりすることが目的です。第二部では軽く飲んだり、食べたりしながら、さらに面白い話を聞いたり、質問したりできるでしょう。第三部はどうなるか予想もつきませんが、多分、歌ったり、踊ったりしていることでしょう。「〜よ、さらばー」なんてね。
私としてはとにかく、金城さん、坂東さん、ファジーさん、カニさん、田中さん、ハルルさんのお話を聞いたり、質問したりしながら、自分の現在そして近い将来のこと、すなわち学習や仕事や仲間、つまり人生に関する貴重なヒントをたくさんつかんでもらいたいなあと切に願っています。
ゲストの方々の話しに耳を傾ける際の心がまえのようなものとして私の方から言えることは次の三点です。
1こうしてはるばるやってきてくれる人たちとはそもそもブログ上で知り合った友人であるということ。今回初めて会う人もいますし、ブログ上でもごく最近知り合ったばかりの人もいます。ですが、もう年来の友人のように感じています。不思議でしょ。凄いことですね。「ブログにおける革命的信頼」なんて大げさに書いたことがありますが、ブログを続けることで、良い意味での出会いをどんどん増やして行くことができるわけですね。それは人生にとって大きな財産になると思います。
2ゲストの人たちは私なぞ足許にも及ばないような、ブログやウェブの活用法を身につけて実践しています。それは広い意味での学習法でもありますし、仕事にも直接つながるような、実際つなげている人もいるわけですが、いわば知的生産術です。そのあたりについても盗めるものを盗むという気持ちで話しを聴いてほしいと思います。
3そして最後に、人生はもちろんネット上で完結するわけではありません。こうして体を運んでやって来てくれるゲストの方々と直に話しができるのは第一次の現実なわけです。そんな現実のなかでこそ人生の大部分は進行するわけですから、そこでの心構え、人生観、価値観、時間の使い方、何をどう優先するか、等々についても、自分の現状と比べながら、人生の先輩たちの話しに耳を傾けてください。
私、三上の説教は聞き飽きているでしょうから、当日は私も一学生にかえったつもりで、ゲストの方々の話しに耳を傾けたいと思っています。ときどき、手拭爺が顔を出すかもしれませんが、それはご愛嬌ということで。
なお、当日も紙に印刷した資料を配付する予定ですが、できれば、下にリンクした各ゲストの方々のブログを訪ねてみてください。予習です。そうすれば、当日はより深く話しを聴いたり、質問ができたりすると思いますから。
- 金城功明さんhttp://d.hatena.ne.jp/simpleA/
- 坂東慶太さんhttp://d.hatena.ne.jp/keitabando/
- ファジーさんhttp://d.hatena.ne.jp/fuzzy2/
- 田中陽介さんhttp://d.hatena.ne.jp/pho/
- カニさんhttp://d.hatena.ne.jp/kany1120/
- ハルルさんhttp://d.hatena.ne.jp/haLRu/
また、今回は来られませんが、横須賀で皆さんのことを気にかけてくれている人がいます。「三上先生の話しは哲学的抽象的で難しいでしょう(実際にはそうでもないよね)。僕の具体的な話をちょっと聞いてよ。」というわけです。
特に就職活動に関する貴重な助言が書かれているエントリーは必読です。
そういうわけで、私は表向きには私に会いに来てくれる若い友人たちが、実は皆さんにこそ会いにくる、そして人生の先輩として皆さんに何か大切なことを伝えてくれる。あるいは皆さんが何か大切なものをつかんでくれる。そう信じています。なにせ、私はもう爺ですからね。そして私の心底からの願いは今回のこの上ない機会、チャンスを逃さずに、皆さんがこれからの日本社会をよりよく生き抜いていくためのヒントをつかんでくれることです。シュッポロはそのための奇跡的な集まりでもあると思っています。私は私の人生で最も誇るべき時間を迎えようとしています。
ゲストの皆さんが無事札幌に到着することと、一人でも多くの学生さんが参加してくれることを祈っています。