2009-11-25から1日間の記事一覧

カラマツ

藻岩神社境内のカラマツ(唐松, Japanese larch, Larix leptolepsis Gordon) カラマツの落ち葉 カラマツの幹。樹皮の様子。 ヤグルマギク(矢車菊, Cornflower, Centaurea cyanus)

歴史する(doing history)

『風の旅人』 16号 - FIND the ROOT 「世界」と「人間」のあいだ - HOLY PLANET 他人事のように実体化されがちな歴史にサヨナラを告げて、親密な語りに積極的に巻き込まれながら、ぼくらは日々刻々と歴史する(doing history)存在なのだ、と主張した今は亡…

喰い残しの歌

『風の旅人』 37号 - FIND the ROOT 永遠の現在 - 時と悠 新約聖書のヨハネによる福音書で描かれた世界のはじまりの光景には前史がある。旧約聖書の創世記である。偶然のような必然だったが、『風の旅人』(2009年6月、37号)に掲載された姜信子さんのエッセ…

物語と人間の行方

『風の旅人』 38号 - FIND the ROOT 彼岸と此岸 - 時の肖像 姜信子「一引き引いたは、千僧供養」(83頁〜86頁)を読む。これは説教節小栗判官の物語をめぐって、この世の理不尽を超える何か、独りであって独りではないはずの人間と物語の希望、について語っ…

退屈で、たまんねえ!

ある朝、サフラン公園の東屋でめずらしく(というのは、私が「サフラン倶楽部」と名づけた、メンバーは入れ替わるが、少なくともいつも四、五人はいる、お年寄りたちのグループの中にいることが多いから)独りで腰掛けて俯いているSさんに声を掛けた。腰の…