晴天






昨日とはうってかわり、晴天。雪が眩しい。大気も光に満ちている。世界が軽くなったようだ。冷え込みはそこそこ。零下5、6℃か。一面の銀世界、と言いたいところだが、まだまだ醜い人工物が露出している。とはいえ、それらもいずれ廃れ壊れ消えることを思うようになってからは、微かな愛着さえ抱くようになった。人間が作ったものは最初から廃墟予備軍、ってか、爺になった証であろう。人生はこれからますます楽しくなりそうだ。