記憶の彼方へ008:私の知らない祖母と友人達



大正15年(1926)8月20日に撮影された祖母の記念写真。撮影場所は秋田のどこかと思われる。「記念」の下に「八*境*/寫影」とあるが、*の部分の二文字が判読できない。向かって右から細川タエ子、石川ツエ、佐藤キクエ、大谷カツエの「四友人達」とある。三人目の旧姓佐藤キクエが祖母。明治35年(1902)生まれだから、当時24歳。旧姓で未婚のはずだが、当時丸髷は既婚女性の髪型ではなかったか。未詳。四人各様の柄の着物はどんな色だったのだろう。残された写真では祖母は若い頃から晩年まで視線をカメラから逸らしていることが多い。


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