雪の上の黒い粉


藻岩山に登っているように見えた電気工事の作業員



ソウハチガレイ(宗八鰈, Pointhead flounder, Cleishenes pinetorum)の一夜干し。美味そうだなあ。



苅谷さんとばったり出会って、立ち話する。「苅谷さん、歳、聞いていい?」「ああ、8月で78だ」「やっぱり、俺の親父と同じくらいだなあ」「達者かい?」「いいえ、6年前に死にました」「そうかい、そりゃ、お気の毒に」「生きてる間に親孝行らしいことは何もできませんでした」「まあ、そんなもんよ。死んでからの孝行ってこともあるしな」「そうですかね」「そうさ」




たんぽぽ公園のアイスキャンドルはさらにひと回り小さくなった。なぜか、ポケットに入っていた10円玉を置いて、「春よ、くるな。雪よ、ふりつづけろ、、」と小声で心に置いた。



佐藤さんちのまだ厚く雪に覆われた畑には、黒い粉が大量に撒かれていた。その撒布作業を終えたばかりの佐藤さんに尋ねたら、籾殻(もみがら)を焼いたものだそうな。これで、雪解けが1週間くらい早まる、という。なるほど。「春よ、来い、早く、来い」か、、。 畑をやっている人には大事な時間なんだろうな。大槻さんちの畑にも同じように黒い粉が撒布されていた。大槻さんによれば、雪解けが10日は早まるという。



おお、サフラン公園に新しい雪だるまが! よしよし。



空を見上げる。



飛行機雲