星置川






望洋橋から星置川河口と水源のある手稲山(1023.1m)方面を望む。小樽市銭函

星置 ほしおき

 小樽市東部の地名、川名。元来の星置川は、手稲山塊の北端天狗山から北東流して清川となり小樽内川となっていて、そこが後志、石狩の境であったが、後に清川とは切り離して銭函の東で直接海に入れられた(また川筋を変えるとかの話も聞いた)。
 星置川の星置の滝を訪れる人も少なくない。永田地名解は「ソー・ポク。滝下。一名ホシポキと云ふ」と書いた。ホシポキはどう解すべきか。滝の辺は崖になっているので、pesh-poki(崖の・その下)のような名ででもあったろうか。

  山田秀三『北海道の地名』北海道新聞社、1984年、500頁