病気

二本の街路樹

昨年の今頃から突然はじまった全身の痒み、後に「慢性蕁麻疹」と診断された痒みとの付き合いも一年になる。抗ヒスタミン薬のオキロットとダレンを朝晩二回服用し続けている。私の場合はなぜかその組み合わせが効き目があって、日中はほとんど痒みから解放さ…

風のフリュート、涙の扉

風のフリュート (集英社文庫) ジャンパーのポケットに藤原新也の『風のフリュート』(集英社文庫)を入れて皮膚科に向かった。二週間ぶりだった。待合室で診察を待つ三十分ほどの間、身が引き締まるのを感じていた。荒涼として、凍てつく風が吹きすさび、ま…

皮膚科の待合室で

一週間服用を続けた抗アレルギー薬の新しい組み合わせ(→ 「オキロット、ダレン、アタラックス」)は効果があった。セレスタミンを服用した場合(→ 「アレロック、セレスタミン」)のように全身のかゆみは完全に治まりはしないが、ほとんど気にならない程度…

アレロック、セレスタミン

二月に突然はじまった全身の皮膚のかゆみが治まらず、内蔵疾患との関連性も疑われたので、今週はじめに総合病院の皮膚科で診てもらった。若い女医さんは「慢性蕁麻疹」と診断し、アレロックとセレスタミンを処方してくれた。セレスタミンには抗ヒスタミン剤…