SmartCalendar-Xでした

中山さんのところ(『横浜逍遥亭』)で、SmartCalendar談義が進行しています。私も少しからんでいます。やや突っ込んだ話題ですが、開発者美崎薫さんならではの貴重な言葉も読めるので、SmartCalendarに挑戦しはじめた学生さん、是非覗いてください。

その中で、MacOSX版のSmartCalendar-X(SmartCalendar(X)という表記は間違いでした。大坪さん、ごめんなさい。)のメモ機能に関して、美崎さんは、

たしかSmartCalendar-Xも、タグをつける(コメントを書く)と、Spotlightの検索対象になったはずです。たしかそれは実現できていたように思います。違ったかな?

と書いていますが、間違いありません。試してみました。

MacOSXに搭載されている強力な検索エンジンSpotlightで「大坪吾郎」を入力すると「memo_14-00_0.txt」が検索されました。

これをクリックすると昨日SmartCalendarの14:00台にメモした「大坪吾郎さんにメールする。」がテキストエディタで開きます。

Windows版のSmartCalendar(N)と同様に、Mac版のSmartCalendar-Xでも、日付の横をクリックして開いたメモ帳にメモすると、自動的に時刻がファイル名のテキストファイルが生成と同時に保存される仕組みです。

MacOSXの場合、SmartCalendar-XとSpotlightを併用すれば、画像とテキストの両面において「記録」と「検索」に関してはかなり強力な環境を手にすることができます。

残るは「ハイパーテキスト化」、すなわち、データどうしの関連づけ、リンクなんですが、中山さんが書いているように、これはすぐには無理そう。

美崎さんに教えていただいたところではTRON-OS「超漢字」を使えばハイパーテキストが簡単に使えるようです。

私も5年くらい前に好奇心で「超漢字」を短期間使ってみたことがあって、「なんか凄いな」とは感じはしたものの、遊んで終わってしまったという過去があります。そのとき買った参考書の著者が美崎薫さんだったとは!

現在のところ、私はこのウェブログと最近まったく更新していないウェブサイトが「ハイパーリンク」ではありますが、リンク密度は低いし、SmartCalendar内のデータとは全くリンクしていません。そういう意味では、私の記録と検索のデジタル環境は「シームレス」からはほど遠い、「シーム(継ぎ目)」だらけの状態です。記録を取る段階においては、各種紙、モールスキンの手帳やホワイトボードですし。MacOSX版のSmartWrite開発計画は進んでいない。

かといって、無理して、焦って、シームレスなデジタル環境を構築しようとしているわけではなく、今までの「紙の環境」とも両立させながら、本当に必要だと感じたところから無理のないやり方で、少しずつ構築していこうと思っています。

なぜか、近況報告のようになってしまいました。