運がついて図根点を発見する

今朝の散歩では立ち寄った公園の隅っこで、運がいいのか悪いのか、犬のウンコを踏んでしまった。「ウーッ」。一瞬心ない飼い主を恨んだが、すぐに「運がついた」と思い直した。そのせいか、その後、発見があった。

ん?ズコンテン?何だ?
気になった私は「図根点」をグーグルで検索した。ヒットした10、400件の内、上位8位にランクしたページには次のような説明があった。

図等三角点(図根点)は、地形図作成に必用な点として、増設・設置された基準点、あるいは正規の基準点の観測基準を満たしていない基準点で、精度は四等三角点かそれ以下です。
http://www.f2.dion.ne.jp/~ats_alfa/Ans1.htm

なるほど。

そして、10位にランクしたページでは、図根点のオンパレード!ただし、「森林測量」の。
http://uenishi01k.at.infoseek.co.jp/s293-01-07shinrinnew.html

それを含むサイトは素晴らしかった。「三角点」の世界は広く深かった。
『三角点の探訪』http://uenishi01.at.infoseek.co.jp/index.html

その中の「図根点」の説明:

図根点は図等三角点ともいわれ周囲の三角点から観測し実際の三角点上では観測しないという前方交会法により位置を決定したものです。これは無線鉄塔などで構築物上で測量することができない場合につかわれますが精度は低くなります。本来、図根点は三角測量のあとの細部の測量につかい標石の埋設はせず、その位置が測量によりはっきりすると、すぐ測板上の図面に移してしまいます。標石として設置されるのは重要な場所や再現が必要な場所に限られます。図根点標石の設置は1940年、50年代が多かったのですが現在はありません。
「三角点・水準点以外の標識」http://uenishi01.at.infoseek.co.jp/j880sankakutenigai.html

面白い。

しかし、私が見た「図根点」は標石ではもちろんなく、また単なる位置表示でもなく、明らかに地下に通じるマンホールの蓋に見える。中はどうなっているのか?中に石があるのか?さらに興味が湧いた。