ジョナス・メカスによる365日映画、15日目。
Day 15: Jonas Mekas
Monday Jan. 15th, 2007 5 min. 30 sec.
Peter Kubelka
gives a lesson to
Sebastian how to
enjoy a cigar.
メカスの代表作のひとつ『リトアニアへの旅の追憶』(1972)にも出演したことで知られる、ウィーン生まれの実験映画監督ピーター・クーベルカ(1934-)がメカスの息子セバスチャンに葉巻の味わい方を手ほどきする。
葉巻と言えば、キューバ。キューバと言えば、2005年に亡くなったあの葉巻評論家でもあった亡命キューバ人作家カブレラ・インファンテを思い出す。彼の故郷ハバナを深く追憶する非常に印象的な短文「Havana as a metaphor（隠喩としてのハバナ）」をかつて拙訳したことがある。
http://homepage.mac.com/mikami_m/columns/metaphor.html
「メトリック・フィルム」の発明でも知られるクーベルカの最初の作品「Adebar」(1957)がここで見られる。
http://expandedcinema.blogspot.com/2006/11/peter-kubelka.html
「メトリック」とは一般にはメートル法を意味するが、クーベルカはそれを映像の構成要素すべてを正確に測定して秩序づける彼独自の手法の意味で使った。
