嘘の倫理

今年もたくさん嘘をついていきたい。

 二月のご挨拶(『平民新聞』2009-02-01)

風太郎が死んだ日に、heiminはこんな不謹慎なことを書いていた、と言いたい訳じゃない。敢えて「嘘」と書く、書き手としての最低限の倫理観のようなものをheiminは潔く正直に表明したのだと感じた。何のために書くのか。何のためにブログなんぞをやるのか。続けるのか。その動機の調達や意味づけや物語化は、ただ正直に生き続けることのできない不幸な意識が吐き出す嘘でありホラに他ならない。それを直視しつつプラスαを紡ぎ出すのが書き手の最低限の倫理である。

我が人生はコンテンツ。みなさんを楽しませることが出来たら。

 同上

がんばれ、heimin。