タクオの「才能運用」論と琉夏酒店

先日、沖縄のクース(古酒)を再現した絶品の「萬虎」を土産に訪ねてくれたタクオ(平岡さん)が、その時色々と話したことをもとにして、「才能運用論」とでも言うべき新鮮な報告「再開しましょうかね、」(『takuo.. .』2009/2/16 月曜日)を上げてくれた。それは、どう生きればいいかを「才能の運用」という視点から自分の体験に即して具体的に語って行こうと宣言する内容だった。たしかに、誰しも自分らしさ、個性といわれる才能を持っている。それを発揮すれば単純に世間的に成功するとか金儲けができるというわけではない。しかし、それを心底大切に思って、この世の中で大切に動かし、大切に運ぶ努力を続けることでしか、人はよく生きることはできないのだと思う。ところで、「萬虎」は本当に風味豊かな酒だった。鼻腔を抜ける深い香りに参った。「萬虎」は沖縄の泡盛専門の琉夏酒店でしか買うことができない。ご主人の小野あきおさんはタクオの友人だそうだが、泡盛に対する独特の「こだわり」にまでいわば蒸留された自分の才能を大切に運用することによって、「よく生きている」人なのだと感じた。

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