KOSACこと奄美在住の写真家・濱田康作さんによる、白波たつ冬の奄美の海を眺めるル・クレジオ(Jean-Marie Gustave Le Clézio, 1940–)の後ろ姿(「すばる」2006年5月号の特集扉)
ふと思い立って、ル・クレジオについて書いたエントリーを緩く束ねておくことにした。主題的に書いたもののほかに、折にふれて言及しているものが予想以上に多いことに我ながら驚いた。父の死後の私の人生の核心部にすーっと入ってきたのが、「白い皮膚をしたインディオ」としてのル・クレジオだったと言えるかもしれない。それにしても忘れている。自分が書いたとは思えないものもある。穴があったら入りたいくらい恥ずかしいものもある。でも、人生って、そんなもんだろう。というわけで、ル・クレジオ・アンソロジーです。
- 萱野茂(2006年07月23日)
- ブログという旅の行方(2006年09月20日)
- Let's make something happen(2006年09月23日)
- 奄美への道連れ(2006年10月11日)
- 珊瑚と宝貝、島尾敏雄さんの眼(2006年10月15日)
- 世界の朝を救うために(2007年03月25日)
- 旅の記録・記憶の旅2:死の谷とペンダント(2007年03月27日)
- 青空から限りなく遠い「青空」という言葉(2007年05月30日)
- メチキチレ族、歌声残し姿消す(2007年07月12日)
- 数億の目が開く”時”(2007年09月14日)
- 赤塚不二夫追悼(2008年08月08日)
- 豊平川の河原でル・クレジオを読む(2008年08月16日)
- 「待たない」思想(2008年08月16日)
- 突然一陣の風が(2008年08月17日)
- 空七景(2008年08月20日)
- 矮小な自己満足を支える大きな構造を知る(2008年08月25日)
- すべては結ばれている(2008年08月27日)
- 島と本をつなげて(2008年08月29日)
- 花咲か爺の幸福の哲学2:死の認識(2008年09月06日)
- 三日早かった私の月見(2008年09月12日)
- The Goal is Pretty Simple: Revolution is Over(2008年09月23日)
- 『悲しき熱帯』の消息(2008年10月03日)
- オムニバス(2008年11月16日)
- アルフォンソ・リンギス・アンソロジー(2009年01月19日)