豆茶も届く

先日ここでも紹介した(http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20100113/p2)松本昭司さんが営む沖家室水産のデビラとアオサ等の島の特産物のうち、注文した品々が今日届きました。デビラ、アオサ、寒ヒジキ、そして豆茶です。デビラとアオサはその時紹介しました。寒ヒジキはよく知られているとして、おそらく無名の豆茶はこんなです。



http://www.d3.dion.ne.jp/~shouji/sub322.htm


詳しいことは上記のリンク先のページをご覧ください。私は先月松本さんが営む民宿「鯛の里」に泊まった折に朝食でこの豆茶を使った茶粥をとても美味しくいだたき、その風味が忘れられませんでした。また、食べたい! ところが、この「島の長寿を支えてきた」とも言われる豆茶は、島内でしか採れず、また島内でしか販売もされていないのです。しかも、販売されるとすぐに売り切れてしまうという人気商品です。今回手に入ったことは奇蹟と言っていいでしょう。大げさか。茶粥を作るのを楽しみにしているのですが、お茶として直に飲んでみたいという欲求にかられて、早速、飲んでみました。しかし、お茶としての飲み方は聞いていないし、分からない。この豆茶は、その名の通り、一粒一粒は非常に固い豆です。すり鉢で砕こうとしましたが無理でした。そこで、試しに、最初はそのまま急須に入れて、熱湯を注いで、数分待ってから飲みました。すると、鯛の里で食べた茶粥の風味そのままの、玄米茶をややマイルドにした味わいです。次に、試しに鍋に入れて10分ほど煮出して飲みました。すると今度は、なんと、ジャスミンのような香りが立つではありませんか。美味い! 驚きました。煮出し時間によって、違う風味が味わえるわけです。それから、我慢できずに、デビラ(ガンゾウビラメ)も一匹だけオーブントースターで軽く焼いて食べてみました。塩分は控えめで、脂がじゅわっと滲み出て、香ばしくとてもいい味でした。以上、簡単な報告でした。