風待人さんの「島のキオク・・・」

『Little Tree』の風待人さんが、伊藤憲監督のドキュメンタリー映画『島ノ唄』を、観られてから、しばらく間をおかれて、とても味わい深い「ウラ=ココロ巡り」を文章になさっている。

「島のキオク・・・」http://blog.goo.ne.jp/elm511/e/cfa856e8e5194946a3cb65a83fa36ec7
「島のキオク・・・その2」http://blog.goo.ne.jp/elm511/e/7b05fd9e4a6516acecbe52e12a926e8f

観られている間はもちろんのこと、
観られてから書かれるまでの間、
書かれている間、にも、いろんな時間が流れていたんだろうなあ。
まだ観ぬ私も、風待人さんの透明感のある言葉から
「島ノ唄」の遅く深く豊かな時の流れを
しみじみと感じました。

(風待人さんとは、茂木健一郎さんのブログというひとつの「島」で「沈黙交易」しているような気がします。茂木さん流に言えば、「島ノ唄」体験は、生命、人生、脳全体を「裏返し」てしまうような途方もない「アハ!体験」なのかも知れません。)

追記)『島ノ唄』をめぐっては『横浜逍遥亭』の中山さんも感性豊かな文章を書かれています。
東中野の先の、島へ」http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20060817/p1
「余韻」http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20060818/p1

中山さんがその「感性と技術」のすごさに触れていらっしゃる伊藤憲監督とはどんな人なのか、とても関心があります。『島ノ唄』は伊藤憲さんの「吉増剛造論」だと思うのですが、それをドキュメンタリーでやっちゃった、ところに凄さを感じます。私の「吉増剛造論」は永遠に書けないかもしれません。