書物の思想




前エントリーで取り上げた鈴木一誌著『ページと力』はそれ自体が書物の思想、ブック・デザインの思想を物語っていると感じている。

奥付にはここまで公開されている。ここにはわれわれの本の常識を覆す力が刻印されている。この本は「鈴木一誌」という作者名が潔く集合名詞、一種の匿名にすぎないことが明示されている。