活字関連三冊の内容

東京大学コレクションIII 歴史の文字 記載・活字・活版』西野嘉章編(東京大学出版会、1996年)の内容


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緒言 総合研究博物館(3–4頁)
特別展示の開催に寄せて 吉川弘之(5–7頁)
歴史の文字 記載・活字・活版 西野嘉章(8–15頁)
ゲタと印壓 村上善男(16–28頁)
第一部 記載の世界(29–140頁)
第二部 活字の世界(141–270頁)
第三部 活版の世界(271–286頁)
第四部 デジタルの世界(287–295頁)

「第二部 活字の世界」、「第三部 活版の世界」の図録解説文

題名 著者
駿河版銅活字 その歴史的・技術的由来の探索 百瀬宏
小括 幕末和文鋳造活字の展相 府川充男
島霞谷の活字製造と東校活版諸書 府川充男
『学問のすゝめ』と『学問ノスヽメ』の活字各種について 府川充男
パリと東京で各々用いられた扁平格平仮名活字 府川充男
19世紀ヨーロッパ・中国での明朝体金属活字の開発と日本への伝播 小宮山博史
国産宗朝体活字について 府川充男

『本と活字の歴史事典』印刷史研究会編(柏書房、2000年刊)の内容


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題名 著者
キリシタン版について 大内田貞朗
駿河版銅活字その成立と鋳造技法の解析 百瀬宏
ヨーロッパ人による漢字活字の開発その歴史と背景 鈴木広光
明朝体、日本への伝播と改刻 小宮山博史
幕末の洋書印刷物活字による見分け方 高野彰
和文鋳造活字の「傍流」 府川充男

『真性活字中毒者読本 版面考証/活字書体史遊覧』(柏書房、2001年刊)の内容


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題名 著者 初出
日本語組版の歴史 府川充男 『日本語の文字と組版を考える会会報』第9号(1998年)
古書温故知新 小宮山博史府川充男(対談) ユリイカ』第29巻第7号特輯「古書の博物誌」(1997年6月)
タイプフェイスとディジタル・フォント 小宮山博史府川充男・小池和夫(座談) 『聚珍版』第9号(聚珍社、1999年)
明朝体の歴史とデザインを考える 小宮山博史(講演録) 『日本語の文字と組版を考える会会報』第11号(1998年)
神字と新字 府川充男 『別冊歴史読本』特別増刊「『古史古伝』論争」(新人物往来社、1993年)*1
千文字逍遥 小池和夫 『文字百景』第45号(龍文堂、1997年)
印刷史研究と電子組版の往復運動 府川充男(インタビュー*2 『図書設計』第53号(日本図書設計家協会、2000年)

*1:組版原論』(太田出版、1996年)に収録。

*2:[聞手]三部八十彦