その後、坂本龍一さんとのやりとりは、イタリアの思想家アントニオ・グラムシ(Antonio Gramsci, 1891–1937)の名言の意味を改めて噛みしめることで一段落しました。
大局的には絶望的ですが、
坂本さんが実践なさっているように、
身近なところから個人でできるかぎりのことを
楽しんでやり続けるしかないのでしょうね。ぼくもそう思います。
think pessimistically act optimistically
と誰かが言ったそうな。
はからずも、それを尺度にして、それぞれの個人的な営みを絶えず見つめ直すことの大切さを確認することになりました。
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