bookscannerさんの応答1:the world's only WEB, the world's only book

Googleの野望に関する私の素人読みにbookscannerさんがプロの流儀で真剣に打ち返してくれた。本当に嬉しい。
「『グーグルが本の電子化で狙う「うまみ」の正体は』に応える」http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20060925

Googleサーバー内にはすでに、「the world's only WEB」(1)ってものがあって、最終的には、「the world's only book」(2)もその一部に取り込まるんだろうなってことが、暗示されているわけ。
(1)この「the world's only WEB」って考え方は、Chinese Restaurantで梅田さんから聞いたのが初めてだったんだけど、梅田さんがどっかで書いているのかどうか、見つからなかったので、引用先がありませんが、もしあればお知らせください。
(2)電子化された本のコレクション全体をあたかも世界で唯一の巨大な本であるとみなすこと

なるほど。
katz3さんの堅実なコメントも参考になった。
さて、しかし、

だけど、その先に何が隠されてんのか?ってところが、「うまみ」の正体なんだよね?きっと。/WEBの取り込みは、比較的安価にできたはずなのに、本の電子化ってのはすご〜い費用がかかってるんだよ。/そんなにお金払って、それでもやるってことは、WEBだけの時以上のリターンがあるってことなの?/そんで、三上さんは、「世界をガバナンス」的な方向で考えてる。/私の自白は、次回に続く。(オリジナルの複数行改行を/に変えてあります。)

これはとても楽しみ。でも、bookscannerさんが謙遜していう「マニアック」な探究こそが、一点突破全面展開的パワーを秘めていると思うので、あまり、無理しないでほしいな。(取り急ぎ)