昨日から次第に明らかになりつつある、私の身体が土地の身体から聴き取った色んな情報が「土地-身体地図」としてほぼ出来上がった。というか、こんな土地のボディを感じながら、私はこの土地で生活していることに気づき始めた。基本的に遠くの山々と豊平川に囲まれ、近くは藻岩山に見下ろされ、もっと近くには「傷」のような崖が走る土地。豊平川はもちろん、石狩川に合流し、石狩湾に注ぐ、日本海に繋がる、その繋がりも微かに感じてはいる。とにかく、この全体図がまるで「心の刺青」のように感じられると言えば、大げさに聞こえるだろうな。今朝はその中心の「底」でカメラを持って回転しながら、ここから世界中のどこにでも通じる「道」のことを考えていた。