人目には触れ難いハッとするようなメッセージを送ってくださる方がいる。Emmausさん(id:Emmaus)は私がエントリーに掲載したある写真に星とコメントを付けてくださった。私はHatena::Fotolifeを公開しているので、だれでもこのメッセージを知ることはできるが、実際にはおそらく私しか知らないメッセージである。
何て表現したらいいのだろう、システムにはコミュニケーションの「裏道」みたいな回路があるわけだ。こうして公開するのは、私はこのようなコミュニケーションがもっと広がればいいと考えているからである。これはHatena::Fotolifeを含めたHatenaのすぐれた仕組みのお陰であると同時に、そういう仕組みに生命を吹き込むのは一人一人のユーザのコミュニケーションに対する意識の深さだと思う。他方、善意で作られたシステムが、瞬時にお手軽に理解し合ったかのような錯覚を蔓延させる温床ともなりかねない難しさってあるよな、とも思う。