この秋の目標

スーダラ節じゃないが、分かっちゃいるけど、止められない、のが爺の悪いクセ。いい歳をして身の程をわきまえられない。このままじゃいけない、とは自分でもうすうす感じてはいたが、だらだらと惰性に流されてきた。そこで、この秋に向けての二つの目標を決めた。明確に目標を設定した。

1己の能力を冷静にみつめて、得意なこと、好きなことに邁進するのはもちろんだが、調子に乗って何から何まで自分でやろうとしないで、特に不得意なことはそれが得意な友人を信頼して任せること。もちろん、その前にそういう友人をたくさん持つこと。

2直観や想像や本能に磨きをかけるのも大切だが、もしかしたらそれらの力を支援して、無駄を省いてくれるかもしれない技術をおろそかにしないこと。色んな技術にちゃんと目配りして、使えそうなものを見極めること。

要するに、身の程をわきまえ、人と技術にもっともっと心を開くこと。もっともっと信頼すること。もっともっと笑顔で迎え入れること。

今日は疲れたので明日からがんばろう。ちょっと心配なのは、歳のせいか、目標を設定したことをついつい忘れちゃうことである。こればっかりは忘れないことを肝に銘じて祈るしかない。ちなみに、この目標はこの夏若い友人たちからこっそり盗んだものである。