夏休み 子ども科学電話相談

NHKラジオ第1放送の番組「夏休み 子ども科学電話相談」(http://www.nhk.or.jp/vitamin/kodomoq/)がけっこう好きで聴いている。電話で質問する子供たちと回答する専門家の大人たち、それに間の手を入れるアナウンサーとの間のやりとりがある意味でスリリングで面白い。コミュニケーションは難しい。

淡水魚と海水魚はどこがどう違うんですか? 宇宙はどうして暗いんですか? 重力はどうしてあるんですか? 等々の「鋭い」質問に、専門家の大人たちは、子供たちの関心の芽をつんでしまわないように一所懸命回答する。もちろん、すでに準備はなされているのだろうが。

そういうコミュニケーションに慣れている大人、慣れていない大人の違いもあるが、彼らの一所懸命さに変わりなく、その熱意は子供たちに確実に伝わる。

いい質問だね。よくは分かっていないこともあるんだけど、一緒に考えてみようね。こう考えてみたらどうかな。そんな共通するスタンスが気持ちいい。中には、この人、分からない人のことが分かってないな、と感じる冷たい専門家もいるけれど。