日本語のデザイン

ギョッ。こんな幟(のぼり)が必要なのかな。目立ちゃいいというもんではないと思うんだけど。それに、どうせ作るなら、ハッと息をのむような「美しい」書体とレイアウトを工夫してほしいなあ。「日本語のデザイン」の歴史と基本を踏まえてさ。伝わりゃいいという発想しか伝わって来ないのはかなり寂しい。大げさに聞こえるかもしれないけど、「文字は不安にふるえている」(鈴木一誌)どころか、文字が悲鳴を上げていると感じたよ。しばらく見つめていたら、文字が空中分解し始めた。


日本語のデザイン (新デザインガイド)