2009-09-02 マリオ・ジャコメッリ 写真 人生 Mario Giacomelli 暗さの中に眩いばかりの明るさがある。重さの中に羽毛のような軽さがある。悲惨の中にユーモアがある。それら両極端の間の振幅が生の証であり、その減衰が死である。つまり、死の中に生がある。マリオ・ジャコメッリの写真集を見ながら、そんなことを思った。 関連エントリー 写真の根源的な暴力:マリオ・ジャコメッリ(Mario Giacomelli, 1925–2000)(2009年06月22日) マリオ・ジャコメッリの「静物 06」と「人生 13」(2009年07月13日) 花と本(2009年08月31日)