沖家室島の松本昭司さんによれば、周防大島沖のニホンアワサンゴの群生は専門家の調査によって世界最大級であることが判明したという。
松本さんが語るように、
温暖化によってもたらされた新しい生物がすべて悪い訳ではないだろう。ましてニホンアワサンゴが悪さをするものでもなく、美しく可愛いものだ。海がきれいだということも証明されたわけで環境学習の教材や観光資源にもなりうる。
(中略)
今後、…周防大島に暮らす我々の海に対する関わり方が問われるのは間違いなさそうだ。
同感である。
実は昨年12月に周防大島そして沖家室島を訪ねた際にも、ニホンアワサンゴの群生は国内最大級であるという話を聞いた。それが、この辺! と松本さんに言われて撮った写真がある。
「最近発見されて地元では大きな話題になっている国内最大級といわれるニホンアワサンゴの群生地(温暖化の影響らしい)がある海岸」(2009年12月記)
ついでに、その直後にこんな写真も撮った。
「百年に一度しか開花しない花を松本昭司さんが数年前に見たという巨大なリュウゼツラン(竜舌蘭, Agave)」(2009年12月記) 花が見たかった!