文字の可読性と美学



id:mmpoloさんから送っていただいた東京都庭園美術館の「20世紀ポスター[タイポグラフィ]−デザインのちから・文字のちから」(TYPOGRAPHIC POSTERS OF THE 20TH CENTURY)展のカタログとDNP大日本印刷)のggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)の「秀英体生誕100年」展のカタログとチラシを通して、文字の歴史における可読性(Legibility)の追究と美の追究(Aesthetics)の二筋の道を世界視野と日本視野であらためて展望することができた。その二筋の道は、個人的経験においても文字認識の二つの極として現象するだけでなく、文字の可読性、読みやすさの追究においても美は無縁ではないし、文字の美の追究においても可読性を完全に排除することはできないという関係がある。


参照


 東京都庭園美術館



 秀英体(DNP 大日本印刷)