2008-12-06から1日間の記事一覧

美しいダムと街海

二つの驚きがつながって、もう一度驚いた。ダムが美しいはずがない、と思い込んでいた私の目に、たしかに美しいダムのイメージが踊っていた。 ”ダムの女王”白水ダムほか、「水の文化遺産」をめぐる旅(『メレンゲが腐るほど恋したい』2008-11-11) ダムに沈…

マッコリを飲むとファドを思い出す

最近、濁り酒にちょっと恋している。懐かしさもあって、時々マッコリ(Korean Traditioal Rice Wine)を飲む。今日は Big House でたまたま「抱川一東(ポチョン イルドン)」を安く手に入れた。日本では神戸の会社が扱っている。 株式会社 巨林ジャパン マ…

追悼、加藤周一

このブログではいままで加藤周一については一度だけ、しかも間接的にしか触れたことがない。(意外だった。) 今一番手に入れたいと思っている本は、与謝野晶子(1878-1942)の『心の遠景』(日本評論社、昭和3年)である。これは装幀が加藤周一の先輩の木下…

歌い踊るサンタクロース

シベリアから迫り来る寒気団に備えて、断熱材を大型ホームセンターのホーマック(Homac)に買いに行ったら、ちょうどクリスマス用品コーナーが設けられていて、その入口でサンタクロースが踊っているのが目にとまり、思わず、おとなげもなく、前にしゃがみこ…

屋根の上で

屋根に登る癖がついてしまった。雪のやんだお昼過ぎに、一冊の本を持って屋根に登った。藻岩山や遠くのゴミ処理工場の煙突から昇る煙を見るだけでなく、景観に何かを映したいという気持ちが生まれていた。それは小野さん(id:sap0220)がすーっと想像力の触…

駐車場で

大型スーパー Big House の駐車場に南向きにとめた車内で、家族が買い物を終えるのを待つ間、本を読んでいたら、視界が明るくなったことに気づいた。見上げると、電線が輝いていた。それまで空を覆っていた雲がいつの間にか切れて陽が差していたのだった。読…

小雪

カピバラ

サンパウロ在住の写真家・楮佐古晶章さんが南米中央域パンタナールの光景を活写した写真を公開した。 大湿原パンタナール(『南米漂流』) 印象的な写真ばかりだ。なかでも、遠くを見ているようなカピバラ(Capybara, Hydrochoerus hydrochaeris)の姿が印象…