土地

休閑地

故Kさんの畑だった土地には姫女菀が生い茂っている。

田圃

ありふれた思い出なんてないように、つまらない毎日なんてないさ。

一人暮らし

農家

階段

平岸1条2丁目 中の島1条1丁目

精進川(放水路)

ミュンヘン大橋から豊平川通を百メートルほど南に下ったところに豊平川に注ぐ放水路がある。精進川から引かれている。精進川のいわば「裏の顔」である。 やや傾いで立つエウロアメリカポプラ(Hybrid black poplar, Populus × euroamericana Rehder)の巨木…

40年前の記憶

朝の散歩で通る道すべてに勝手に名前を付けている。夏から秋にかけて道端でノラニンジンが咲き誇る「野良人参通り」に面したM平さんちの庭ではスプリング・エフェメラルが次々と開花している。昨日、今日と「未同定」と記録した花はM平さんちの庭に咲いて…

北の沢川探訪

一月以上前になるが、10月5日に身近な川の二つのポイントを探訪した。上の地図の赤丸で示した地点である。ひとつは中の沢川が北の沢川に合流する地点。もうひとつは北の沢川が豊平川に合流する地点。 自宅から中の沢川が北の沢川に合流する地点まで歩く。中…

石狩ルーラン16番地。hayakarと行くishkarその4

asin:402260185X:detail 司馬遼太郎『北海道の諸道』に厚田村が出てくる*1。時間が許せば、id:hayakarさんをお連れしたいと思っている。厚田と云えば、夏のシュッポロで金ちゃんid:simpleAの胃袋に消えたことで話題にもなった、あの知る人ぞ知る銘菓「厚田最…

神が美しく作った川(イシ・カラ・ペッ)、乾く大きい川(サッ・ポロ・ペッ)

自分が住む土地のことをよく知らないことを折りにつけ痛感してきた。ごく当たり前に、札幌に住む、という。広くは石狩、さらには北海道に住む、という。しかし、「札幌」、「石狩」、「北海道」と呼ばれるようになった土地のことを私はまだほとんど知らない…

ユーパロ、シューパロ

札幌から車で東に一時間半くらいのところに夕張(ゆうばり)という市がある。夕張市は2006年6月に財政破綻し、2007年3月に財政再建団体入りした事実は耳に新しいと思う。映画好きの人なら、夕張と聞いて、『幸せの黄色いハンカチ』(1977年)を思い出すかも…

山霊と深い淵

地名はその土地の生命、記憶そのものであるという考え方が好きだ。帯広の書店ベルエキップ(http://belleequipe.info/)から山田秀三著『北海道の地名』(北海道新聞社刊、1984年)の古書が届いた。この本はすでに絶版になっており、草風館より復刻訂正版の…

田中@パラグアイさんが見た札幌

昨年暮れ(12月18日)に、メカスの365日映画の「Elle Burchill's Miami Diary, December 6-8, 2007:365Films by Jonas Mekas」がきっかけで知り合った「田中@パラグアイ」ことパラグアイ・アスンシオン市在住の田中裕一さんが、主にパラグアイを中心とした…

命名の記憶:穴の川 VS. 石山川

札幌市南区の石山、ロッキー・マウンテンのかつての景観は、石山地区を貫流する「穴の川」または「穴の沢川」の名にその記録を留めている。そこから石山の旧名が「穴の沢」であったことを知ったのだった。石の記憶:「穴」とは何か 面白いことに、豊平川に合…