モナコとタイMonaco&Thailand

アクセス解析」を眺めると、最近、数は少ないが、意外な国からの「検索」によるアクセスがあって、インターネットの面白さを今更ながら実感している。大分以前からアメリカやヨーロッパ、そしてある時から韓国からのアクセスが急増し、少し前は北欧やロシアからのアクセスや、なぜか南米からのアクセスが目に留まった。今日は、モナコとタイからのアクセスがあった。色々と連想してしまう。そんな中に、言語の壁を、自動翻訳サービスを駆使して、能動的に超える人がどれくらいいるだろうかと思う。

先日ある授業で、ネット上の「バベル=言語の壁」というトピックをめぐって、試しに英語のサイトを、グーグルの翻訳サービス「英語から日本語へ BETA」にかけて見せたら、皆笑っていた。でも、「分かりたい」という思いが強ければ、「ひどい翻訳」でも、理解支援の大きな役に立つし、そもそも「翻訳」という作業がいかに複雑で困難なものかということを再認識すべきなんだよ、という話をしたのだった。皆、ちょっと神妙な表情を見せた。