いざ北へ2008その11 狂気の継続と極度の心配性

かつて梅田さん(id:umedamochio)が、傍からは「狂気の継続」にしか見えないかもしれない活動の大切さと並んで、極度の心配性だけが生き残る、という意味の誰かの言葉を取りあげて敷衍していたのをよく覚えています。それは私の語彙で言い換えれば、ハートが熱いのは結構だが、頭はできるだけクールに、場合によっては冷酷と思われるほどのクールさが必要であるということになります。

ちょっとずれるかもしれませんが、どんな状況においても、常に最悪のケースを想定しながら生きるということは案外大事なことだと思います。自分自身に言い聞かせるように、学生さんたちにもそんな話をすることがあります。さらに、たとえその最悪のケースに立ち至ったとしても、そこで最高のパフォーマンスを発揮できるように準備しておくこと。「準備」と言っても、要は心構えみたいなものです。まあ、人生何が起こるか分かったもんではない、一寸先は闇、なわけですから、何が起こってもオーケーといえるくらいの「どん底」の構えが出来ているかどうかが人生の節々での大きな分かれ目になるんだと思います。そしてそこで起こることすべてを楽しめるかどうか。

そういうわけで、「札幌シュポ」も例外ではない、ということですね。