北海道の蜂群崩壊症候群(CCD)の事例(2008年6月)

北海道議会議員の広田まゆみ氏によれば、2008年6月に養蜂協会は道に被害防止の要請を行った。被害の実態はこうである。

協会によると、空知、上川、留萌管内等の水田地帯を中心に、6月のイネドロオイムシの防除、7〜8月のカメムシ防除の農薬散布時期にみつばちの大量死が発生し、被害群数3千群、被害金額33,000千円を超える大きな被害があったとのこと。

みつばち被害と農薬の登録制度について(2009.03.04)

散布された農薬はネオニコチノイド系農薬のクロチアニジン(主な商品名:ダントツ粉剤DL)であり、広田議員はクロチアニジンの開発経緯、使用状況、農薬の登録制度について調べ、特に現行の農薬登録の許認可方法と情報提供の不備に言及している。ただし、みつばちの大量死とクロチアニジンとの因果関係の調査や報告については全く触れていない。

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