2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

二輪草が一輪になった日

ニリンソウ(二輪草, Wind flower, Anemone flaccida)、ミツバツチグリ(三葉土栗, Potentilla freyniana) 二輪草の二輪の花が一輪になった。摘んだ日からちょうど一週間たつ。

肌寒い朝、ライラックの花が咲いていた

(紫木蓮、柊南天、柾、木瓜、山吹、房酸塊、蔓柾、翁草、竜胆、瓢箪木、桃、白花雲仙躑躅、佐藤錦、枝垂桜、白根葵、華鬘草、三輪草、榲桲、碇草、朝鮮五味子、西洋梨、紫丁香花、藤) シモクレン(紫木蓮, Mulan magnolia, Magnolia quinquepeta)。薬効。…

二輪草、三葉土栗、スノーグローブ、地鎮祭、新緑

ニリンソウ(二輪草, Wind flower, Anemone flaccida)、ミツバツチグリ(三葉土栗, Potentilla freyniana)、スノーグローブ 猫のスノーグローブ(2011年11月12日) *** 更地に地鎮祭の跡 新緑。シラカバ(白樺, Japanese white birch, Betula platyphyl…

Press Van

プレスバン(鈴木光学工業、1953年)。距離計連動式スプリングカメラ。35mmと6x6判の兼用。二種のファインダー兼備。レンズはTakumar 75mm F3.5。亡父が私が生まれる前から幼い頃にかけて使っていた。折り畳んで格納できる蛇腹(スプリング)が闇を抱え込ん…

肩甲骨 scapulae

翼が強調された天使の図に惹かれて「山々」という名のチリ産のワインを買った。翼を持つ天使のイメージに惹かれる理由には、鳥に惹かれる理由と繋がる、肩甲骨(scapulae, the shoulder blades)にまつわる記憶の細い糸のような道がある気がしていた。 グア…

机上の三葉土栗、CAMP MAKOMANAI、遠足

ミツバツチグリ(三葉土栗, Potentilla freyniana) *** CAMP MAKOMANAI 遠足

大亀の木、白根葵、大山蓮華、白木蓮、北辛夷、小豆梨、蘿藦

オオカメノキ(大亀の木, Viburnum furcatum Blume) シラネアオイ(白根葵, Japanese wood poppy, Glaucidium palmatum) オオヤマレンゲ(大山蓮華, Magnolia sieboldii)。薬効。 ハクモクレン(白木蓮, Yulan magnolia, Magnolia heptapeta)。薬効。 キ…

ノラや

冬の間、どこでどうしていたのか分からないが、去年と同じように勝手口の近くに現われるようになったノラ。

小さな星と短剣

鳥を探しに 小さな星と短剣から成る風変わりな本に出会った。 本書では001から131まで、見出しにアステリスク(*)の付された章と短剣符(†)が付された章が交互に続く。*001,†001……*131,†131という構成である。アステリスクも短剣符も脚注を表すのに用い…

記憶の接続

銀座復興 他三篇 (岩波文庫) 朝日新聞の朝刊に川本三郎さんが三陸鉄道で岩手県の沿岸被災地を巡った紀行文「復興は食と鉄道から」が掲載された。肩肘張らない、低い視線からの、等身大の文章に好感が持てる。 瓦礫の山がいたるところに残っている被災地で、…

三葉土栗、蝦夷鳥兜、二輪草

ミツバツチグリ(三葉土栗, Potentilla freyniana) 土栗と言えば、キノコの土栗(Astraeus hygrometricus, → 写真)を連想してしまうが、バラ科キジムシロ属に同じ土栗という名の多年草(Potentilla discolor)が存在する。根茎が栗の形に似ていることに由…

窓辺の二輪草

ニリンソウ(二輪草, Wind flower, Anemone flaccida)

蝦夷紫、籬通、紫花菜

エゾムラサキ(蝦夷紫, Forget-me-not, Myosotis sylvatica)。ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)の一種。 カキドオシ(籬通, Ground ivy, Glechoma hederacea subsp. grandis)。薬効。 ムラサキハナナ(紫花菜, Chinese violet cress, Orychophragmus viol…

室蘭街道、登別海岸通

白老郡白老町大町の海岸、室蘭街道(国道36号) 白老 しらおい 町名、川名。永田地名解は「シララ・オ・オイ。潮汐多き処。此川潮多く上るを以て名く。一説シラウ・オ・イ。虻・多き・処。虻の多く出る他より早し。故に名く」と書いた。秦地名考や上原地名考…

植苗、社台、室蘭

植苗駅(JR千歳線)、苫小牧市 苫小牧市植苗 植苗 うえなえ ウトナイト沼(通称ウトナイ湖)の北一帯の土地の名。美々川(びびがわ)の中流に東から入っているウェン・ナイ(悪い・川)から出た名らしい。ウェンナイは道内至る処にあった川名であるが、何で…

大白鳥、菱喰、小椋鳥

オオハクチョウ(大白鳥, Whooper swan, Cygnus cygnus)。ウトナイ湖、苫小牧市。 ヒシクイ(菱喰, Bean goose, Anser fabalis)。ウトナイ湖、苫小牧市。 ウトナイト沼 ウツナイフト(美々川と勇払川の合流地点の北側)から北に溯った処の沼。札幌から苫小…

廃庭の千島桜

チシマザクラ(千島桜, Japanese alpine cherry, Prunus nipponica var. kurilensis)

雨に濡れて

(連翹、柊南天、千島桜、枸杞、豊後梅、深山桜、蝦夷山桜、山吹、姫踊り子草、二輪草、蝦夷延胡索、延齢草、一人静、白粉茸、土筆、薺、雪柳、昇藤、苧環、西洋梨) レンギョウ(連翹, Golden bells or Weeping forsythia, Forsythia suspensa)。薬効。 ヒ…

a wind flower by the window

ニリンソウ(二輪草, Wind flower, Anemone flaccida)

散歩の略図

五月晴れのある日、保育園児たちと蟻の巣を観察した

記憶の接点、微妙な距離

半年ぶりにK夫妻と出逢った。お二人とは大連、新京(現長春)、ノモンハン、室蘭の記憶を微かに共有する。ちょうどひと月前に奥様はあのクルミのある急な坂道で転倒し骨折して入院し、昨日退院したばかりだと言う。

フィルムが残っていた

CONTAX T VS, Vario Sonnar F3.5–6.5/28–56mm, Carl Zeiss 親父から死ぬ前に譲り受けたCONTAX T VSに、35枚撮りのフィルムが入ったままだった。計数窓には12の表示。

鯉のぼり

(柾、豊後梅、蝦夷山桜、蝦夷の小林檎、鬱金香、北辛夷、菫細辛、榲桲、蝦夷紫躑躅、雪柳、枝垂桜、錦木、白木蓮、二輪草、黄水仙、黄花片栗、アフリカ金盞花、深山桜、泥の木、春楡、西洋箱柳) 鯉のぼり(carp streamers) マサキ(柾, Japanese spindle,…

散歩の略図

不思議なことに、ラフ・マップを描いているときには、楽譜や舞踏譜のイメージが頭の片隅に浮かんでいる。たいてい好きな音楽をかけているせいかもしれない。このような記憶の地図あるいは心の地図は、一般的な地図を大きく歪めた一種の位相空間を描写したも…

五月晴れ

出勤途中に二箇所で日の丸の旗が付いた1メートルに満たない小さな鯉のぼりを見かけたが、風は無く、泳いではいなかった。井上孝治(1919–1993)の写真カレンダーの五月の写真には、五メートル以上はありそうな長い竹竿を立て、その上部に可動式に固定された…

移動略図

新旧の帽子

古い帽子 新しい帽子 散歩の時に被る帽子を探していた。今まで被っていた帽子はかなりくたびれた。色は褪せ、ところどころに染みも出来ている。家人からは、それを被って外出するのは控えるようにとのお達示がたびたびあったが、生返事をしたり、聞こえない…

蝦夷山桜、千島桜、枸杞、西洋大丸花蜂、二輪草、西洋蒲公英、雛菊、北辛夷、藻岩薺、蛇苺、編笠茸、姫踊り子草、枝垂柳、連翹、唐茱萸

エゾヤマザクラ(蝦夷山桜, Sargent cherry, Prunus sargentii) チシマザクラ(千島桜, Japanese alpine cherry, Prunus nipponica var. kurilensis) クコ(枸杞, Chinese wolfberry, Lycium chinense)。薬効。 エゾムラサキツツジ(蝦夷紫躑躅, Arctic p…

色鉛筆

捨てられずにとってあるものはたくさんある。そんななかで娘たちが幼い頃使っていた色鉛筆を今大切に使っている。