私は風太郎の通訳か

札幌、晴れ。少し蒸し暑い。

藻岩山。そろそろその懐に飛びこみたくなってきた。

最近は暑いせいで、それでなくとも厚い毛皮を着ているような風太郎は散歩の後半にはかなり喉が渇くようで、サフラン公園が近づくと、水飲み場に連れて行けとせがむ。今朝もそうで、公園入口そばにある水飲み場風太郎に水を飲ませていると、すでに"会議"を終えてややばらけていた"サフランクラブ"の面々が私達の方をみてニコニコしている。その内の一人の方が近づいてきて、風太郎の頭を撫でながら話しかけた。「散歩してきたのか?暑そうだなあ。」しゃべれない風太郎の代わりに私が「はい。天然毛皮ですから」などと返事をする。でも相手は風太郎しか見ていない。私は通訳の身分だ。他の方々も、私にではなく、風太郎に向かって微笑んだり、手を振ったりしていた。で、風太郎の代わりに私が会釈したりする。

トウモロコシは丈70〜80センチになった。