2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

雪の朝土手に土栗

雪が降る こんな土手の、雪解けによって崩れた土の中から、 こんな風に、ツチグリ(土栗, Hygroscopic earthstar, Astraeus hygrometricus)が顔を出している。

アイヌ犬(Ainu Dog)

おお、珍しい、縄文犬の末裔、アイヌ犬(北海道犬, Ainu Dog)のリン、10歳。初対面とは思えない懐かしさを覚えたのは、幼い頃メリーという名のアイヌ犬を飼っていたからかもしれない。メリーは狂犬病で死んだ。飼い主のSさんによれば、純血種の大きな特徴…

ソローの時の流れの思想に寄せて

川は流れるとか川の流れとか、よく言われるんだけど、川って、川そのものって、流れてない。流れているのは水で、川はその通路、道だからね。大地に掘られた溝。水が幾世代にもわたって流れ続けて、そう、続くことが肝心なんだ、それで川と呼ばれるに値する…

読書の快楽

メカスは3月29日の日記で、三冊の興味深い本を紹介しながら、 Here are three amazing books I have been reading on and off simultaneously, lately (I never read only one book, I keep switching between three, four, and more at the same time): と…

土栗

おや、何だ? 何かの木の実か? 丸い部分を持とうとしたらパフッと潰れて茶色の粉が飛んだ。ホコリタケの一種か? 調べてみたら、ツチグリ(土栗, Hygroscopic earthstar, Astraeus hygrometricus)だった。 柳の仲間。未詳。 昆虫の巣? スギゴケ(杉苔, Ju…

あらゆる愚かな踏破を試みていくのだろう:南無さんの「白骨の章」

ここに来て、どこに来て? 「老い」をめぐる葛藤を他人事のように観察しておいてから、南無さんが吉本隆明に言寄せて、「孤独」について語り始めたかと思いきや、さりげなく、「所詮」の覚悟を蓮如上人(1415–1499)の「白骨の章」に託し、達観とか悟りとか…

ソローの水の哲学

自然はそう簡単にはその懐を開いてはくれない。辛抱強く時間をかけて付き合ってはじめてその秘密が少しずつ開示される。相手が何だろうと、それまでの自分という輪郭や境界が揺らぐ中での相互の観察を経てはじめて、相手は単に一方的に見るだけでは見えてこ…

We are no islands:Interview with Jonas Mekas @ Dotfest

the DotFest - THE 1ST INTERNATIONAL ONLINE SHORT FILM FESTIVAL Interview with Jonas Mekas 旅の空の下、ジョナス・メカスが審査員を務めることになったドットフェスト 第1回 国際オンライン短篇映画祭(the DotFest - THE 1ST INTERNATIONAL ONLINE SH…

メカスの日記より

http://jonasmekasfilms.com/diary/?p=222 嬉しいことに、メカスさんが3月11日の日記で、上のように、私の翻訳「ジョナス・メカス「美の一瞥」試訳(2010年03月15日)」に、‘A Japanese translation is available from my friend in Sapporo, Masao Mikami.’…