2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
いったん融けた雪が凍って路面がツルツルになった道を久しぶりに歩く。足を取られまいと無意識のうちにかなり複雑で大量の情報処理をして体勢と体重移動を微妙に調節している脳と体を他人事のように感じる。「体が覚えている」と感じる。そういえば、昨日の…
ああ、あの子たちが作ったのかな。今シーズン初めて見る雪だるま。右腕が見当たらない。角のように見えるのが実は腕だったのか。左腕を上げて、ハーイ、と挨拶しているようにも見える。太いというか丸いオニギリみたいな眉毛が可愛い。両耳もちゃんとついて…
野鳥たちが大好きなエゾノコリンゴ(蝦夷の小林檎, Manchurian crab, Malus baccata var. mandshurica)の果実。そういえば、まだ食べてみたことはない。今度味見してみよう。
9月9日に捥(も)いできたヤマブドウ(山葡萄, Crimson glory vine, Vitis coignetiae)の果実と10月25日に拾ってきたナナカマド(七竃, Japanese Rowan, Sorbus commixta)の果実。 どこかで瞬間瞬間の平穏を実現しようと身構える、現在への配慮が紡ぐ意識…
電線も、サフラン公園のシナノキやイチョウの樹々も、 藻岩山も、 藻岩山も。
asin:462207351X 『サンパウロへのサウダージ』は、サンパウロでもない、東京でもない、日本の一地方都市の郊外に近い川沿いの古い街区を毎朝散歩する私の体験にもいわれなきサウダージの感覚を喚び起こしていた。昨日のエントリーの引用では敢えて省いた箇…
真駒内公園を抜ける。
レヴィ =ストロース+今福龍太による『サンパウロへのサウダージ』(asin:462207351X)は、「サウダージ」という一語に負荷されたブラジル人の体験とポルトガル語の全域、全貌にかつてない光を当てたように思われる。この一冊によって、「サウダージ」の一語…
近所の家庭菜園
藻岩中学校裏門横のプラタナス(紅葉葉鈴懸の木, London plane/Sycamore, Platanus acerifolia)
ねえ、あいつ、私たちのこと撮ってるわよ。ふん、ほっとけ。 おい、いい加減にしろ! はい。(サフラン公園の東屋にて。)
サンパウロへのサウダージ作者: クロード・レヴィ=ストロース,今福龍太出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2008/11/21メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (11件) を見る 65年の時を隔てて、レヴィ = ストロースと今福龍太が歩いたサンパウ…
ヴィトゲンシュタイン (WITTGENSTEIN) [DVD]出版社/メーカー: アップリンク発売日: 2000/09/26メディア: DVD クリック: 20回この商品を含むブログ (36件) を見る ヴィトゲンシュタイン―Directed by Derek Jarman 映画の哲学。プランを持たない。それなら、仲…
空き地
ここから逃れようとして......、結局ここに帰ってくる。でも、帰ってきたここは以前のこことは違う。 まいふぅりっしゅはぁと(『南無の日記』2008-11-20)
レヴィ=ストロースの庭作者: 港千尋出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2008/11/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (21件) を見る サンパウロへのサウダージ作者: クロード・レヴィ=ストロース,今福龍太出版社/メーカー…
レヴィ=ストロースの庭作者: 港千尋出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2008/11/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (21件) を見る 美しい写真集『レヴィ = ストロースの庭』には、51葉の印象深い写真の狭間に、レヴィ =…
大学から見える藻岩山。
朝の通勤途中の雪景色。五輪橋を渡り、真駒内公園を抜ける。
綿帽子1。オオハンゴンソウ(大反魂草, Cutleaf coneflower, Rudbeckia laciniata)。 綿帽子2。空き地の生け垣の支柱。
空になった月浦ワインのボトルのラベルの四隅に試みに爪を立ててそおっとゆっくり剥がそうとしてみたら、意外や意外、綺麗に剥がれるではないか。剥がれたはいいものの、これをどうしよう、と剥がれたラベルを手にもって家中を右往左往した。結局、L判の写…
夕方から降り始めた雪が一向に止む気配はありません。すでに5センチくらい積もっています。明日の雪景色が楽しみです。
何年も会っていない友人からクリスマス・プレゼントのような「便り」が届いた。新刊本に一葉の写真が添えられただけの「ゆうメール」だった。その写真にも銀色のペンで宛名と送り主の名と本の題名が書かれているだけだった。他に言葉はなかった。でも、十分…
サフラン公園に落ちていたシャトルコックにしばし戯れる風太郎。「96歳」の花咲か爺犬。
じゃあ、な。
空き地の雑草や落ち葉には霜が降り、雪が薄らと積もっていた。
結露した窓越しに見えた枯れたオオハンゴンソウ(大反魂草, Cutleaf coneflower, Rudbeckia laciniata)。いい姿。夏の黄色い花のイメージが重なる。主(あるじ)を失って久しい隣家の裏庭。ちなみに、和名の「反魂」は、「手の指のように切れた葉の裂片が下…
突風でハクモクレン(白木蓮, Yulan magnolia, Magnolia heptapeta[denudata])の葉が大量に舞い落ちる瞬間に遭遇する。サフラン公園にて。
ギョッ。こんな幟(のぼり)が必要なのかな。目立ちゃいいというもんではないと思うんだけど。それに、どうせ作るなら、ハッと息をのむような「美しい」書体とレイアウトを工夫してほしいなあ。「日本語のデザイン」の歴史と基本を踏まえてさ。伝わりゃいい…