2008-01-01から1年間の記事一覧

「まさおMasao」じゃなくて「わさおWasao」だった

「わさおが家にやってきたWasaoClaus Is Comin' to My Home」(『裏庭日記』) え、なんだ? びっくりした!「まさおが家にやってきたMasaoClaus Is Comin' to My Home」のかと思った。身に覚えはなかった。記憶にない。「ま」じゃなくて「わ」、「M」じゃな…

『濹東綺譚』のなかのマルクス

濹東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)作者: 永井荷風出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1991/07/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 89回この商品を含むブログ (67件) を見る 『濹東綺譚』の中には一箇所だけ「マルクス」が登場する。 マルクスを論じていた人が…

奇妙な夢

夢はすべて奇妙といえば奇妙なのかもしれないが、横浜の港が見えるホテルの部屋で明け方奇妙な夢を見た。その時の感触が何日たっても消えない。海に面した明るい部屋のガラス戸を開けて、ある知人が私が制止する声を振り払うかのように、飛び出して行った。…

「街の海へ船を漕ぎ始める」平民さんを応援する

みんな、もっと孤独に、もっと自由に、もっと強くなれ!街の血管、まるで「血の川」だ。他人が流す夥しい量の血を全身に浴びて、自らも大量の血を流しながら、彼は街の海へ自分という小舟を漕ぎ始めた。 ぼくはぼく自身に賭けている。いま、本心からこう思う…

有楽町

亀戸

亀戸大根 街路樹のヤマモモ(山桃, Wax myrtle/Bayberry, Myrica rubra) 亀戸の路地 亀戸横丁にて

立花一丁目、吾嬬(あづま)神社

文花三丁目、一丁目

クスノキ(樟/楠, Camphor Laurel, Cinnamomum camphora)

京島

鳩の街

玉ノ井

東京タワー

遠征三日目の冷え込んだ朝、娘の住む街を後にして、池袋に向かった。Metropolitan Plazaの上りエスカレータで地上に出て、まだ葉が繁る街路樹や青空を見上げた。一方通行の狭い車道を渡って、数十メートル先のDOUTORに入った。窓際のカウンター席でエスプレ…

横浜綺譚

中山さん(id:taknakayama)主催の前代未聞の大忘年会の一次会が終わる頃、横浜に着いた。マリンタワーを目印にホテルに向かった。チェックインして部屋に荷物を置いて、すぐにホテルを出た。軽く晩飯を済まそうと思い、中華街経由で二次会会場に指定された…

濹東巡礼報告1

遠征二日目。雨。元町中華街駅から地下鉄で横浜駅に出て、まずは京急で浅草に向かう。ダウンジャケットのポケットに忍ばせた『濹東綺譚』を取り出して頁を捲る。東京というメガロポリスの「裏側」というか「底」に少しでも触れたかった。表ではなく裏。中心…

きのこが生えてきた

菅原悠(id:alsografico)作「きのこ」。森茉莉を思い出す。

ルイーズ・ブルジョアに再会する

ルイーズ・ブルジョア95歳の誕生日:365 Films by Jonas Mekas(2007年01月03日)

心のジングルベルはあなたと聴きたい。

雪景色

サッポロは昨日から少し冷え込んで雪になった。 我が家の前を通り過ぎた猫のものらしき足跡を見かける。 写真(→ これ)はピンぼけだった。 空き地。 近所の家庭菜園。

落ち葉の行く末

愛しの落ち葉たちが朽ちて行く。そこへ還って行く。

三上ゼミ快調

チーム・ワークと個人テーマ追究の二本立てで進行している三上ゼミの新人たちも、三ヶ月たって、ずいぶんと成長した。チーム・ワークとしては各人がそれぞれのテーマを追究する様子をドキュメントし、それらを編集して最終的に一本の作品に仕上げるという線…

はなさかじいさんの歌

「やきとりじいさん」の歌と「やきとりじいさん体操」に深くインスパイアーされた花咲か爺は、早速、精神と身体の両面から「はなさかじいさん」計画を練りはじめた。精神的には「はなさかじいさん」の歌を作ること、身体的には「はなさかじいさん」にふさわ…

雲が散る

おお、いい感じに集まってる。 (約2分後)あら、散ってしまった。

音符と庵点

Part alternation mark 最近ウェブや電子メールで文末に音符「♪」を添える例をよく見かけるようになった。歌い出したくなるような嬉しい気持ちや楽しい気持ちを伝えようとする工夫であることは一目見て分かる。実は現代の散文では、音符は歌記号として使われ…

暖気

昨日よりもさらに暖かく感じた。春のようだ。雪はすっかりとけて消えた。 思わぬ場所に雀たちが集っていた。

やきとりじいさん

おくればせながら、昨日日テレ系のテレビ番組の中ではじめて「やきとりじいさん」を知りました。こんな風にうたわれる孤独な哲学するじいさんです。 〽 やきとりやきとり やきとりじいさん まいにちやきとりやきます…… これは「大雨、台風の日以外は毎日、池…

暖気

寒気が去り、気温が上がって、昨夜は一晩中雨が降っていた。平地では雪はほとんどとけて消えた。雪だるま計画はお預けだ。日陰の道でも、氷の表面がとけて、ツルツルツルツル、『論理哲学論考』の論理空間のように、摩擦係数が限りなくゼロに近く、まともに…

受容

つい最近、アメリカのある町のデパートで、赤ん坊を抱いて子供服売り場を歩いている若い女性を見かけた。本来、そのことになんの不思議もないはずだが、目を引かれたのは、胸に抱かれた赤ん坊が等身大の裸の人形だったからだ。そして、その女性の背後には、…

空き地

空き地が好きだ。

映画の汀で

「列車の到着」2007 実験映画を制作することに生涯をかけることはまぎれもなく人生そのものを大きな実験の中に投げ込むようなことだが、さらに、そのような人生の中で実験映画制作からさえも生産的に逸脱していく身振りと作法には狂気とすれすれの大きなユー…

寒気去る

空き地 セッコウボク(雪晃木, Snow berry, Symphoricarpos albus var. laevigatus) イチョウ(銀杏, Ginkgo, Ginkgo biloba L.)