ブログ

中山さんがHASHIさんと会っちゃった

ブログの醍醐味と効用について、記録しておくべき驚くべき事件を、中山さんが『横浜逍遥亭』で報告してくださった。 「HASHIさんにお会いする」http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20061001#c「2週間前に東京都写真美術館で始まった「橋村奉臣[HASHI]展」を…

美崎語録

「記憶する住宅」の美崎さんからのこの上なく嬉しいコメント攻勢にまだ応戦しきれていないが、それぞれに応答するだけではもったいないので、今までいただいたコメントの中から、ハッとさせられた部分を「美崎語録」としてまとめておきたい。貴重な発想のト…

ブログの醍醐味と効用

拙(つたな)いながらもそのときどきでベストを尽くして、時に脳が暴走して、ブログに投じた記事に、見ず知らずの方から、真剣な応答があるのは、信じられないくらい嬉しい。エントリーやコメントなど言葉による直の応答だけでなく、トラックバック、ソーシ…

ブログという旅の行方

どんな旅も必然的に心へと赴くのでなければならない、でなければ何になるというのか?地球が丸いということは、すべてが許されているということだ。とりわけ、あのグローバリゼーション支配下の時代のあの気勢を殺ぐ、嘆かわしい、萎えさせる現実を受け入れ…

風待人さんの「島のキオク・・・」

『Little Tree』の風待人さんが、伊藤憲監督のドキュメンタリー映画『島ノ唄』を、観られてから、しばらく間をおかれて、とても味わい深い「ウラ=ココロ巡り」を文章になさっている。「島のキオク・・・」http://blog.goo.ne.jp/elm511/e/cfa856e8e5194946a…

はてブとおとなり日記

「はてブ」とは「はてなブックマーク」、いわゆるソーシャル・ブックマークのはてな版のことですが、これに関して、KotoriKoTorikoさんが興味深い指摘をしている。 「はてブが良いなーとか思った所」http://d.hatena.ne.jp/KotoriKoToriko/20060911/p1 私は…

ブログの文体

『茂木健一郎 クオリア日記』には、話し言葉、つまり「対話性」を生かした文体練習、実験の趣きを強く感じますが、茂木さんご自身、その点に、<小林秀雄、プラトン、金森譲>経由でふれていらっしゃる。面白い。 2006/09/05「時にキラリと宝石のように輝く…

Clip Cast再び

思いがけず、一昨日取り上げた動画編集共有サービス「Clip Cast」の開発者であるprographicaさんから望外のコメントをいただいた。 http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20060823/1156354516#c 私の直観が間違っていなかったことが、このような形で確かめられ…

keyword拡張記法を試してみました

シリコンバレーに引っ越されたはてなの近藤夫妻のシリコンバレーライフ記録を楽しく読ませてもらっています。 「jkondoの日記」http://d.hatena.ne.jp/jkondo/ 「tapestry@hatena」http://d.hatena.ne.jp/reikon/ 私もよく行ったなつかしいお店の名前が登場…

ブログを通したコミュニケーションの現在と未来2

ブログを通したコミュニケーションに関して考察するなら、テキスト以外のトラックバックやソーシャル・ブックマークなど言わば無言のコミュニケーションも視野に入れなければダメだと偉そうなことを書いておきながら、 「ブログを通したコミュニケーションの…

「ふと…(セレンディピティ)」のブログ

こうして、ある意味では所在、宛先不明の「記録」を書き連ねながら、つくづく思うことは、リアル世界とネット世界の一筋縄では行かない関係のことです。『横浜逍遥亭』の中山さんのように、明確な「方法論」を立てられない私は、書くたびに、書く足場が大き…

『島ノ唄』をめぐる道

最近私の中では「アーキペラゴ(群島)」と「クオリア(質感)」の二つが想像力の起点、結節点になっている。ブログという「不思議なメディア」(中山さん)に自覚的に分身を放擲して以来、ブログ圏Blogsphereでこそ「アーキペラゴ」が強力なリアリティを獲…

ブログの不思議:中山隆さんの方法論

『横浜逍遥亭』の中山隆さんが、ブログというメディアの不思議な特性を前向きに手堅く考察する文脈で、私も昨日取り上げた「共通言語」の重要性に触れているのが目に留まった。 2006/08/10「誰に向けて」http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20060810 中山さ…

ブログは難しい

中山隆さんのブログ「横浜逍遥亭」は惚れ惚れするほどクオリティの高いブログです。梅田さんのブログで知り、それ以来時々訪ねていますが、毎回中山さんのブログにかける並々ならぬ気合いとセンスのよさに非常に感心しています。勉強になります。2006/08/02…

ブログを通したコミュニケーションの現在と未来

こんなんでいいの?とひっかかった社会学系の研究の新動向の紹介がありました。 8月1日朝日新聞夕刊「新科学論 フィールド派の今3」 そこでは、「ブログから現代人を探る」という大見出しの下に、情報学や社会心理学や社会調査論の専門家たちによるブログを…

fladdict.net blog

『ウェブ進化論』の「第4章ブログと総表現社会」を読み直していて、そこで紹介されている「知的生産性のツールとしてのブログ」の著者、まだ若い英国在住(?)の高橋さんのfladdict.net blogに衝撃を受けました。 http://www.fladdict.net/blog-jp/ 高橋さ…

ブログとモレスキン

昨年秋から「これは使える」という直観を頼りに慣れないブログを使い始めて、その後その直観は『ウェブ進化論』(特に、第4章4「組織と個とブログ」参照)によって「これを使い倒すぞ」という野望に変わりました。学生さんたちにも機会あるごとに、いわゆ…