Web 2.0

oSkope visual searchの快楽

画像に特化したオンライン・ソリューションを標榜するスイスのチューリッヒに拠点を持つoSkope mediaの最新のプロジェクトである画像検索サイトoSkope visual searchはFlashによるなかなか気持ちのよいインターフェースを実現している。ただし「本物の画像検…

ALPSLAB routeを使ってナイトハイキングで辿ったコースを表示する

昨日のナイトハイキングで辿ったコースをいわゆるブログパーツのひとつALPSLAB routeに登録した。地図をドラッグしたり、「+」で拡大したりして、コースを確認することができる。しかし、後半なぜかどうやっても国道230号線上のポイントが並行して流れる豊…

iTunes Uが始まっていた

シリコンバレーからの手紙130:英語圏の「独走」を許す「パブリックな意識」の差 http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u130.htmlの中で、梅田氏は英語圏のネット空間の進化の事例として5月31日に開始したアップルのサービスiTunes Uを取り上げ…

kotorikotorikoさんの真心

ウェブ進化の荒波を見事にサーフィンしているkotorikotorikoさん(id:kotorikotoriko)が、知らぬまに、また凄いことを始めていた。Yahooはもちろん、Amazonを手玉に取って、現在のウェブを舞台に、何がどこまでできるかを、徹底的に我が儘に(「全僕的に」…

大人の振る舞い方について

前々エントリー「屑の叡智」に、梅田さんが俊敏にトラックバックしてくださった。 「Web 2.0の踊り場について」 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070106/p1これはやや舞台裏話めくが、私は梅田さんの「Wisdom of Crowds(群衆の叡智)」元年を一読して「…

elmikaminoの本棚:BOOKLOG(ブクログ)

ブクログ(BOOKLOG)というWEB本棚サービスがあることを今まで知らなかった。 http://booklog.jp/アマゾンのウェブサービス(API)を利用した典型的なweb 2.0的サービス、「アマゾン群島」の一つである(梅田望夫著『ウェブ進化論』pp.112-134参照)。 2004年9…

イメージ検索エンジンLike.com

私の「画像検索」へのこだわりを見兼ねて、bookscannerさんが大変興味深い事例を示唆してくださった。それは、TechCrunchが取り上げていたイメージ検索エンジンLike.comである。TechCrunchとは「次世代の Web 2.0のサービスや企業をひたすら評価し紹介してい…

アンディ・ウォーホルがもしウェブ・アプリを作ったら

先日書いたアムステルダムのボブのブログには毎日10個以上の多彩な「Web 2.0の兆候(symptoms)」がリンクアップされ続けている。「EVERYTHING 2.0」http://bobstumpel.blogspot.com/ 8/28にリンクされた15個の内「これはまずいんじゃないか」と思いながらも、…

Thomas Baekdalの個人的価値観

最近注目しているサイトのひとつに、「Backdal.com - The Goal is Pretty Simple」がある。デンマークのVejle(何て、発音するの?)に住む32歳のトーマス・バクダール(Thomas Baekdal)の個人サイトだ。なかなか面白そうな「2.0的」プロジェクトをはじめと…

bookscannerさんの挑戦

本の電子化をテーマに、一般にはほとんど知られていないスキャンの実態、未だあまり理解されていないグーグルの戦略、すなわちネットの「あちら側」で「本が本を読む(Books Connect)」作戦が着々と進行している事実の分析から、「図書館」を巡る国策レベルに…

脳とインターネット

『横浜逍遥亭」の亭主中山さんから薦められていた、アエラ(2006.8.7)掲載の茂木健一郎さんと梅田望夫さんによる対談「脳とネットは共に進化する」をやっと読むことができました。これは、面白すぎ!もっと早く読んでいれば、すでに書いたいくつかのエント…

アムステルダムからのコメント

アムステルダム(オランダ)在住の起業家ボブ(Bob Stumpel)から、8/19のエントリーで挙げた「Sacred Cow Dung: All Thing Web 2.0 - "THE LIST" 」がごく初期のバージョンであるとの、非常に有難いコメントをいただたいた。 http://d.hatena.ne.jp/elmikamin…

ウィキペディアの岐路

ちょっとひっかかるCNET Japanの記事が目に留まった。 2006/08/24「ドイツ語版ウィキペディア、新機能を搭載へ--信頼性の確保を目指す」 http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20210507,00.htm これに関連して、ウィキペディアの共同創設者…

Clip Cast再び

思いがけず、一昨日取り上げた動画編集共有サービス「Clip Cast」の開発者であるprographicaさんから望外のコメントをいただいた。 http://d.hatena.ne.jp/elmikamino/20060823/1156354516#c 私の直観が間違っていなかったことが、このような形で確かめられ…

Real 2.0へ

ブラウザ上で写真編集ができるサービス「PXN8」と動画を編集・共有できるサービス「Clip Cast」が登場しました。それぞれについてのCNET Japanの紹介記事はここです。 CNET Japan「Web2.0の挑戦者:ブラウザで編集できるオンライン写真エディタPXN8」 http://…

「一寸先を読む」

私にはとてもフォロー、カバーし切れない種類と数のウェブ・アプリケーション(オンライン・ソフト)を日本語で手際よく紹介しているブログがある。 「一寸先を読む--WEBの未来--」http://d.hatena.ne.jp/husigi/ 最新の紹介はあのオンライン・ワープロWrite…

共通言語:Crowdsourcing

私にとってはとてもハードな文脈で、梅田さんが「Outsourcing」ならぬ「Crowdsourcing」という興味深い「共通言語」の誕生について語っている。 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060807 その文脈は次のように明示されている。 「ウェブ進化論」第五章「…

本の未来:集合的作者性

『すばる』連載の青山南さんのウェブ紀行「ロスト・オン・ザ・ネット」はネット上の上質な情報を嗅覚鋭く探り当て手際よく紹介してくれる。今までもずいぶん参考にさせていただいているが、最新の報告はGoogle Book Searchを巡るひとつの重要な論点を浮き彫…

私たちはみな潜在的な開発者であるということ

梅田さんのGoogle Book Searchについてのコラムを読んで、とくにネット上では「遊び心」が大切だ、と強く感じました。 2006-08-04「Google Book Searchで遊んでみた」http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060804 リアル世界の「消費者の声」に相当する膨大…

サーチ・インターフェース:Huckabuck

CNET Japanによれば、単なるメタ検索エンジンとは一線を画す、「検索インターフェース」なるWebアプリケーションHuckabuckが登場しました。 CNET Japan>コラム「 Web 2.0の挑戦者たち from eHub Interviews」 http://japan.cnet.com/column/ehub/story/0,20…

Pandoraの秘密

音楽を真に愛する方からPandoraにはまる受け身の姿勢の限界を指摘されて、なるほどと思いながらも、どこかで逆に少なくとも「私」の主体的な選択や好み、あるいは直観やセンスの限界を知らしめてくれるPandoraの音楽遺伝情報データベースを謙虚に受け入れた…

Pandoraにはまる

遅ればせながら、すっかりあのPandoraにはまっています。 http://www.pandora.com/ 今は「Luiza」と入力して自動的に設定された局(station)「Luiza Radio」を流しっぱなしにしています。ライセンス問題を巧みに回避したストリーミング配信が延々と続きます。…

「分身」

インターネットが「分身」の概念をリアルにした、と言えば何重にも奇異に響くかもしれませんが、それは本当です。すでに一年前に出版された金田善裕著「ネット副業の達人」の書評ですでに梅田さんは次のように書いていました。 私がいま最も注目している「次…

ネットで生まれる信頼

気づいている人もいると思いますが、このブログの「リンク集」にある「おやじの口福論」は私が毎日欠かさず訪問する優先順位の高いブログです。Web 2.0なる動向を理解する鍵のひとつは、ネット上で生まれる「信頼」や「尊敬」ですが、私は「おやじの口福論」…

ネット百科事典Wikipedia

Web 2.0の動向の一つとして誰もが執筆・編集に参加できるネット百科事典Wikipediaの成功がありますが、その日本語版管理者の貴重なインタビューを下記で是非読んでください。Hotwired Japan > MATRIX > Web2.0的信頼の構築 > 03ウィキペディア日本語版管理者…

梅田×平野対談

「新潮」6月号の梅田望夫×平野啓一郎の対談はもう読みましたか。面白いよ。それに関する江島健太郎氏の抉った評も是非読んでください。 「新潮6月号の梅田望夫×平野啓一郎の対談を読んで」 http://blog.japan.cnet.com/kenn/archives/002805.html