2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
また少し雪が降り積もった。天候曇。気温はプラス。融けてシャーベット状になった雪に足をとられて歩きにくかった。
半年ぶりに、雪のない道南の町に義理の母を訪ねる。 団地に隣接した、 巨大なスーパーの、 広大な駐車場に停めた車の中で、家族が買物している間、読みかけの カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (新潮文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 新潮社発…
藻岩神社に参拝後、ワサワサ犬のハナに声をかけようとしたが、ガレージの前で熟睡中だった。ハナが3年前に産んだハッピーという名の子がいると聞いた家を探すが見つからず。迷っているうちに小高い場所に出たので、町が鳥瞰できるポイントを探す。しかし、…
雪。風あり。藻岩山見えず。藻岩神社の石段に薄く積もった雪には先客の真新しい足跡がついていた。ハナに声をかける。すっかり私になつく。愛嬌度が高い。今朝は顔見知りのおじいさんとおばあさんから「あれ、どうしたの?」と声をかけられる。「風太郎は死…
asin:4101024022 まさか、坂口安吾の『堕落論』*1を読み直すことになろうとは思いも寄らなかった。 [ asin:4101316333 彼女は、安吾のいう、人間が生きるということは結局堕落の道だけなのだということを、文字通り身をもってわれわれに示した。彼女は小賢し…
所用で出かけた区役所の近くで、過度の剪定を免れたプラタナス(紅葉葉鈴懸の木, London plane/Sycamore, Platanus acerifolia)たちの枝振りを目にして、ちょっと明るい気持ちになった。
サッポロの「ワサオ」に思い切って接近した。ちなみに、「ワサオ」とはメレ子さんの記事がきっかけとなって、今やその名前と存在が全国に知れ渡った青森のワサワサ犬。そう言えば、先週、朝日新聞にも記事が載っていた。こちらは青森のワサオに比べるとスケ…
その後、消火栓の二つある水口の一方の蓋が外れているのに気づいて、はめてあげる。 どうしてこんなところに立派な長靴の片方だけが落ちているのか。 建築用語では何と言うのだろう? 窓枠に取り付けられた鉄製の防犯(?)具。 さふらん公園に向かう園児の…
左頁下。0203-!!SB=百島・泊・日だまりを楽しむ 「日だまりを楽しむ」という表現に驚いた。『宮本常一写真・日記集成』上巻(asin:462060609X)、1961(昭和36年)2月19日に、広島県尾道市の百島の泊で撮影された、縁側に腰掛けて談笑する男女5人の写真が…
晴、無風。良い感じの雲だ。 雪を崩し、氷を割って、日の当る場所に出し、融ける時間を早めようとする人が多い。
asin:410131635X, asin:4101316368 まるで死体のように、人目につかない場所で炎上する本、人目につかない場所に打捨てられた本。ちょっとやり過ぎのような気がしないでもない新潮社写真部の広瀬達朗撮影の意味深な写真が表紙を飾る佐野眞一著『誰が「本」を…
おみくじ。藻岩神社にて。 サッポロの「ワサオ」! スズメよりも一回り小さなヒガラ(日雀, Coal Tit, Parus ater)。 住宅街の中にある昭和っぽい自動車整備工場。
まだ残るエゾノコリンゴ(蝦夷の小林檎, Manchurian crab, Malus baccata var. mandshurica)の実。町内の他の木の実は野鳥たちに食べつくされた。この木の実は不味いのか。 藻岩山見えず。 路地階段を通ってCOOPへ買物に行く仲睦まじい母娘。
北海道議会議員の広田まゆみ氏によれば、2008年6月に養蜂協会は道に被害防止の要請を行った。被害の実態はこうである。 協会によると、空知、上川、留萌管内等の水田地帯を中心に、6月のイネドロオイムシの防除、7〜8月のカメムシ防除の農薬散布時期にみ…
宮本常一 写真・日記集成 全2巻・別巻1作者: 宮本常一出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2005/03/31メディア: 大型本 クリック: 10回この商品を含むブログ (18件) を見る 『宮本常一写真・日記集成』に掲載された約3000点の写真を見ることは、色んな驚き、…
藻岩神社で祈りを捧げていると、背後からチュッチュ、チュッチュと鳴く声がした。聞いたことのない鳥の声だと思った。「儀式」を終えて振り返ると、剪定された太い枝のてっぺんにちょこんと座ってこちらを見つめるエゾリスがいた。なんだ、お前だったのか。…
昨日の午後4時くらいの藻岩山方面の景色。 昨夜は、家族と待ち合わせて、次女が見つけた、いかにも昭和っぽいレストランで、昭和っぽいハンバーグを食す。私たちの他には、馴染み客らしいお年寄りが、ぽつりぽつりと三人やって来ただけだった。店内にはジャ…
数少ない三角屋根たち。 圧倒的に多い無落雪式の屋根、屋根、屋根。 自、公、民のポスター。右下は民のポスターだが、「政権交代」の文字が雪に飲まれそうだった。実は、今朝、散歩しているとき、ひどくのろのろ運転の黄色い軽自動車が私を追い越して行った…
『本常一の写真に読む 失われた昭和』142頁 『宮本常一写真・日記集成』上巻75頁[0031-21F] 50年前、昭和30年代、私が生まれた頃にも、「貸しカメラ」というサービスがあったことを知った。宮本常一がその記録を写真で残してくれた。その写真は佐野眞一著『…
面白すぎ。南無さん曰く、 オザワさんは昭和最後の政治家ですからそれなりの矜持を以て自らの終末を見届けられると思います。それにしてはメディアに於けるカネと政治家云々にはうんざりでありまして、……続きを読む たしかに、「鬼面ライダー」は、よくも悪…
この近辺には、もと漁師さんが住んでいるのか。 遠くから変な形の鳥がいるなあと思って近づいたらエゾリス(蝦夷栗鼠, the Eurasian red squirrel, Sciurus vulgaris orientis)だった。「グレイ」を思い出した。 いつものように藻岩神社で我流の祈りを終え…
宮本常一が撮った写真がもっと見たいなあと思いながら、既刊の著作と関連本を調べていて、2005年に毎日新聞社からとんでもない「写真+日記」集が出ていたことを知り、居ても立ってもいられなくなって、図書館に走って借出した。 宮本常一 写真・日記集成 全…
クラッシュ―風景が倒れる、人が砕ける (新潮文庫) ……黒々とした焼跡のなかで、突然、信じられないような光景にぶつかった。私はその場に、しばし呆然と立ち尽くした。見渡す限りの廃墟のなかに、両手を大きく広げたキリスト像が立っていた。信じられないこと…
ブラジル在住のカメラマン楮佐古晶章(かじさこあきのり)さんが動き出した(ファベーラ取材Ⅰ)。ファベーラは、ブラジルはサンパウロ近郊のスラム街。「麻薬組織なども入り込み、貧困からくる犯罪の温床となりブラジル1治安が悪い」とも言われたことのある…
藻岩神社で小さな啄木鳥(きつつき)を見かけた。スズメくらいの大きさで、境内の松の幹の周囲を忙しなく移動しては樹皮をつついていた。コゲラ(小啄木鳥, Japanese Pygmy Woodpecker, Dendrocopos kizuki)だった。2007年06月30日以来だった。まだ厚く雪に…
『未来世紀ニシナリ』(2006年/68分)予告編(上映予定情報入り) 監督・脚本:田中幸夫/山田哲夫 製作:フルーク 面白そうだ。観たい。 釜ヶ崎、あいりん地区、ドヤ街、部落、在日、・・・・・ かつて負のイメージで語られることの多かった西成。 今、この…
宮本 常一 (KAWADE道の手帖) 宮本常一はこんな笑顔の素敵なおっさんだった。 日本の村という村、島という島を歩き続け、膨大な記録を残したとんでもない民俗学者・宮本常一は10万枚余りの写真も残した。宮本常一の故郷、瀬戸内海に浮かぶ周防(すおう)大島…
南無さん曰く、 ブロゴスフィアにもついて行けそうもネェし…、娑婆に目を向ければいつの間にかオザワは狙撃されているし、と。時が走るのはなんて早いのでしょうか。もっとも、ときたま更新も人生の終盤にかかっている者としては気にならなくなってきている…
昨日の朝日新聞朝刊の「私の視点」で多田富雄はリハビリ医療をめぐるこの国の棄民政策の酷さを怒りを懸命にこらえながら訴えていた。「棄民」という言葉に気持ちがささくれ立つ。 声を上げることができない脳卒中患者が行政から見放されている。「医療の効率…
果実がきれいに無くなったヌルデ(白膠木, Rhus javanica)の木。果実はヒヨドリなどの野鳥の胃袋におさまって、どこまで運ばれて、種子は糞にまじって落とされただろう。今朝の散歩では、見覚えはあるものの、何度か会釈し合った程度で、言葉を交わしたこと…