2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

雨の滴が宙に浮いていた

雨上がりの朝、藻岩山の頂上は雲に隠れていた(→ Mt. Moiwa, June 30th, 2008)。 この極小のピンクの花は初めて見る。細くて短い葉。雨の滴が宙に浮いていて驚いた。よくよく見るとクモの巣の糸が見えた。未同定。 この変わった形の釣り鐘状の花も初めて見…

「世界ふれあい街歩き」を見て

日曜日の深夜のテレビ番組「世界ふれあい街歩き」(NHK)をときどき見る。旅をテーマにした番組としては異色の番組である。何せ、行き当たりばったりである。何に出会うか分からない。でも何かに出会えそう。そんなワクワク感に包まれた番組である。もちろん…

はじまりのシンプルに到達するまでのNotシンプル

とにかく吐き出せるだけ吐き出すように、その日あったことを書きまくる、記録するなんて意識はなかった、ということを続けた一年があった。そうしなければ、眠れなかったし、そうすることが生き延びることのように感じられていた。今から思うと、それはうま…

変身と記憶

id:yukioinoさんのところで、褄黒豹紋(ツマグロヒョウモン)の「変身」の美しい記録が見られます(6月25日の宝石を纏ったような蛹の様子から、28日、29日の羽化した後の瑞々しく美しい成虫の姿まで)。昆虫の変態、羽化にはなぜかぞくぞくします。自分に変…

ヤマバト公園のプラタナス、アジサイ、白いホタルブクロ

札幌、うす曇り。 ヤマバト公園には4本のプラタナス(紅葉葉鈴懸の木, London plane/Sycamore, Platanus acerifolia)がある。住宅街の小さな公園でその存在感は飛び抜けている。先月までは丸坊主だった彼らは再び枝を伸ばし、モミジのような葉も大きくなっ…

きれいに忘れること

忘れちゃいけないことがたくさんあるのは確かだけど、きれいに忘れることも大事だと思う。きれいに忘れるためには、きちんと処理しなくちゃいけない。それがなかなか難しい。でも、日々半ば無意識にこなしていることの本当の意味はそうなんだと思う。きれい…

カラスの繁殖期なので...

SJC

数日前に大学のキャンパス内の松の木でカラスの巣の撤去作業が行われていた。その作業を見守っていた若い職員さんから聞いたところでは、近所に住む方が過敏になった親カラスに襲われ怪我をされたという。今夜の散歩で興味深い張り紙を見た。あるお宅の塀に…

白竜神の消息

以前、川っぷちに建つ謎の祠は水の神である白竜神を祀っていたという事実まで突き止めた。 「近づけない祠」(2008年04月12日) 「謎の祠のさらなる謎...」(2008年04月26日) 祠のある中村牧場に向かう山道白竜神のその後の消息を確かめるために、中村牧場…

意味より音の方が頼りになる

前エントリーで、おばちゃんたちが自転車を漕ぎながら大きな声で歌うように発していた言葉が次のどれだったか分からなくなりました。1なんだ坂、こんな坂 2あんな坂、こんな坂 3どんな坂、こんな坂最初は1だと思ったのですが、多分意味を考え始めたため…

なんだ坂♪、こんな坂♫

札幌、晴れ。朝から暑い。 おっと、こんなに目を丸くして驚いた表情を見せる猫を初めて見た。近所の塗装屋さんの物置の屋根にて。 トウモロコシたちは順調に育っている。丈70センチくらい。 ふと見上げるとそこに大きな薔薇の花があった。あるお宅の庭から歩…

モニカ・ゼタールンド(Monica Zetterlund, 1937–2005)

Watch(Monica Zetterlund with Bill Evans Trio "Waltz for Debby")YouTubeにアップされているこの動画がなかなかよかった。1966年10月にコペンハーゲンのジャズクラブ(Gyline Cirkel)で収録されたスウェーデンの歌手モニカ・ゼタールンドとビル・エヴァ…

吉田初三郎の「北海道鳥瞰図の世界」展について

こんなどきどきするような鳥瞰図を描いた吉田初三郎を知っていますか。 「鳥瞰図絵師吉田初三郎はシュールレアリストだった」(2007年09月05日) 「ウェストミンスターの鐘を聴きながら初三郎の鳥瞰図を見る」(2007年10月06日) 昨年秋にくまさん(http://b…

ダイコン、ソラマメ、ホタルブクロ

札幌、薄曇りのち晴れ。 あっ、まだツツジ(躑躅, Azalea, Rhododendron)が咲いている。 通りに面した小さな畑で白い小さな花が目に留まる。ダイコン(大根, Daikon radish, Raphanus sativus)だ。 同じ畑で薄紫色の美しい蕾にも目をひかれた。ソラマメ(…

府川充男さんがやってきた!

府川充男さん(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%9C%E5%B7%9D%E5%85%85%E7%94%B7)がやってきた! 「絶対文字感と真性活字中毒者」(2008年03月14日) 「府川充男」という名前が『聚珍録』というとんでもない本との衝撃的な出会いとともに私の脳裏に刻み…

ハーフムーンベイの砂の色

2005年1月23日撮影。Half Moon Bay, Californiaにて。 一昨日、ハーフムーンベイの忘れられない思い出を書いた。その「忘れられなさ」の一因が砂浜の美しさであったことに、下川さん(id:Emmaus)が気づかせてくれた。「ハーフムーンベイの砂の色っていいで…

ハルニレのある校庭

校庭のど真ん中に聳えるハルニレ(春楡, Japanese Elm, Ulmus davidiana var. japonica)の大木の下でサッカーに興じる中学生たち。いつ見てもいい。ハルニレが彼らを見守っている。帰宅途中、信号待ちしている間に撮影した。ひと月ほど前にも報告した真駒内…

梅の果実2

札幌、曇り。朝、Tシャツ一枚で散歩に出たら肌寒かった。藻岩山の頂上付近は雲に隠れていた(→ Mt. Moiwa, June 26th, 2008)。しかし散歩後半には青空が広がり始め、みるみる気温が上昇した。今日も暑くなりそうだ。原生林に沿った側溝に風太郎が足をとられ…

ジョナス・メカスに学ぶ

80歳を超えるジョナス・メカスはよく人生は複雑だ、と嘆くように語った。素敵だなあと感じた。傍からは彼の人生はある意味でとてもシンプルに見えるのに。日記のような映画に捧げた人生。全身全霊でその日その時の自分が関わる現実の複雑な細部へ肌理の細か…

夜のマーガレット

SJCの皆さーん、 「橋を架ける者たち」 走っている? 歩いている? 登ってる?今夜も私は朝の散歩コースを小一時間、ストレッチしながら歩きました。エゾノコリンゴが無惨に剪定されてしまったタンポポ公園で皆さんへの挨拶をビデオに録ろうとしたのですが、…

めくるめく世界

小説とはものを考えるすぐれた方法である、という内容のことをかつてある小説家が語るのを聞いて、なるほどと思ったことがあります。ひとつの問題を複数の角度から語ることを通して、真実の多面性、多面性としての真実に迫ることができる、というわけです。…

夏の雲

おお!大学で昼休みにトイレの東向きの窓からもくもくとした夏らしい積乱雲が見えた。山のような存在感のあるスケールの大きな雲だった。雲の下に見える1000メートル級の山々と比較していただきたい。 へえ!その隣には面白い形の大小の雲があった。右の大き…

影に魅せられて

札幌、快晴。朝から暑かった。民家や電柱や植物の輪郭が明瞭な濃い影に次々と目が行った。 影1 影2 影3 影4

死に条件づけられた存在

2005年1月23日撮影。Half Moon Bay, Californiaにて。 半年ほど前に記録したように、 ペルーからの知らせ(2007年11月14日) アメリカ滞在中に親しくなったアパートの隣人、ビルとメラニーに誘われて何度か訪れた太平洋岸のハーフムーンベイ(Half Moon Bay…

トチノキ、トウグミ

札幌、曇り。朝のうち涼しかったが、次第に蒸し暑くなった。夕方には小雨がぱらついた。 北西の空。穏やかな雲の様子。 南西の空。不穏な雲の様子。風太郎は食欲も少し戻り、散歩もフルコースを「完歩」した。昨日とは「別犬」のようだ。治療をしたわけでも…

三島由紀夫にまつわる叔父の思い出

mmpoloさんがhayakarさん(id:hayakar)が取り上げたYouTubeの「三島 vs 東大全共闘」の映像を巡って、主に東大全共闘の不甲斐なさについて書いていた。 YouTubeの「三島 vs 東大全共闘」の映像 これを読んで、三島由紀夫にまつわる叔父の記憶が蘇った。文体…

夜の散歩

いつの頃からか、風太郎は夜の散歩に出たがらなくなった。夜の散歩は中断したままだった。最近、思い立って、私ひとりで夜の散歩をはじめた。いつか朝もひとりで散歩することになる。夜の散歩は朝の散歩と全く違う。視覚の働きが制限される分、他の感覚が俄…

動物病院で

帰宅後、体調不良の風太郎をかかりつけの動物病院に連れて行った。今年はまだ済ませていなかった狂犬病の予防注射をかねて。その病院は午後7時までやっているので助かる。昨年秋に右前脚のひどい皮膚炎でお世話になって以来なのに、風太郎のことをよく覚え…

G#G#G#G#BA#G#

夕方、裏山の林から野鳥の特徴のある美しい鳴き声が聴こえてきた。初めて聴く声だった。慌ててカメラを持って外に出て、耳を澄まし、カメラを声のする方向に向けた。姿を確認することはできなかったが、かなり明瞭に五パターンの囀りを録音することができた…

桑の実

札幌、快晴。朝から暑い。Tシャツ一枚で汗ばむほどだった。風太郎も暑さのせいか元気がない。食欲が落ち、歩く速度も極端に落ち、いつも以上に息が荒い。散歩を早めに切り上げる。 桑の実が熟し始めた。ヤマグワ(山桑, Mulberry, Morus bombycis)。近所の…

本を読んで疲れ果て,泥のように眠った

週末は「ボケの実」の調査に明け暮れて...、というのは嘘で、所用で完全にネットから離れていました。その間たまたま読んだ本のなかで、一番「疲れた」のはこの本でした。 5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫)作者: 下川裕治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2…