2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ジョナス・メカスによる365日映画、11月11日、315日目。 Day 315: Jonas Mekas Sunday, November 11th, 2007 4:03 min. Vilnius through a hotel window. Snow comes to Vilnius. The fake winter of Edward Zwick filming DEFIANCE. ホテルの窓から見る ヴ…
迂闊なことに、JONASMEKAS.COMの客員映像作家の一人にジム・ジャームッシュが名を連ねていることをすっかり忘れていた。 Guest Film Makers - Jim Jarmusch ここから以下の3本の短編をダウンロードして見ることができる。3本ともトム・ウェイツ(Tom Waits…
札幌、曇り。今朝の藻岩山(Mt. Moiwa)。 気温は零下ではないが、体は完全に雪に備える態勢に入っていることに気づく。町内では庭木の冬囲いが日に日に増えている。グリーンやブルーのネットやビニール製の布ですっぽりと包まれた低木、支柱を立てて縄で枝…
昨日のメカスの365日映画紹介の最後に「この人誰?」と書いた人物について、独立系映画の動向にお詳しいstrapontinさんから早速コメントを頂いた。 strapontinさんのご指摘通り、この人物はあのジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch, 1953-)であることが確認…
何を探しているのだろう? 自分が何を探しているか知るために遠くまで何かを探しに行くこともある。 そしてある時ふと気づく。 自分が探していたのは「これ」だと。 新しいものにも色々あって、本物の新しさは意外に古さを秘めている。 歴史と言ってもいいの…
海外からアクセスしてくれる人の中には、エントリーを丸ごと「Google 翻訳」にかけて読もうとしてくれる人がいる。このエントリーが投じられる前に今日そうしてくれた人が「日本語から英語へ」を利用して目にした「英訳」はこんな結果である。 Translated ve…
ジョナス・メカスによる365日映画、11月10日、314日目。 Day 314: Jonas Mekas Friday, November 10th, 2007 15 min. At the openning of Jonas Mekas Visual Arts center, Vilnius, Lithuania, Ben Vautier presents a Fluxus music program -- リトアニア…
昨日の言語哲学入門の講義はめちゃくちゃハードな内容のはずだった。私は独り相撲になりかねないリスクを覚悟して講義に臨んだ。ところが、先週のデレク・ジャーマン(Derek Jarman, 1942-1994)監督の映画『ヴィトゲンシュタイン』(Wittgenstein, 1992)に…
札幌、曇り。寒い。今季はじめて最低気温零下(−3℃)の予想。 今朝の藻岩山はこちら。 (トチノキ, 栃の木, Japanese horse chestnut, Aesculus turbinata) 毎朝、13本の街路樹を見上げながら歩く。12本はナナカマド(「ナナカマドは12本あった!」)。なぜ…
札幌、曇り。今朝の藻岩山(→ flickr photo: Mt. Moiwa, November 9th, 2007)。 風に揺れる残り少なくなったシラカバ(白樺, Japanese White Birch, Betula platyphylla var. japonica)の黄葉。 (→ YouTube video: autumn leaves trembling, 30sec.) あ…
開店したばかりの「シンプル」を標榜する変な会社simple Aが面白そうだ。シンプルにすること、シンプルになること、は個人にとっても組織にとっても一番難しいことだ。その一番難しいことに真っ向から挑み、しかもそこでお客さんの未来を保証するようなビジ…
ジョナス・メカスによる365日映画、11月9日、313日目。 Day 313: Jonas Mekas Friday, November 9th, 2007 8:12 min. I received a video postcard from Dominique Dubosc. Here it is ドミニク・デュボスクからの ビデオ・ポストカード 今日のビデオ・ポス…
ジョナス・メカスによる365日映画、11月8日、312日目。 Day 312: Jonas Mekas Thursday, November 8th, 2007 6:44 min. a drink with John, Hans Ulrich Obrist honored, Salmon Rushdie and 1001 nights -- and the fruits of summer -- ジョンと一杯。 ハ…
今回は、橋本君の担当で「第3章 存在の思考へ」。副題は「あるならば、生まれず、滅びない」。扱うのはパルメニデス、エレアのゼノン、メリッソス。橋本君はA4三枚のレジュメをきちっと作ってきた。先週の高崎君に見倣って、自説部分が一目見て区別できるよ…
札幌、曇り。今朝の藻岩山(→ flickr photo: Mt. Moiwa, November 8th, 2007)。 あちらこちらのお宅でドウダンツツジ(満天星躑躅, Enkianthus perulatus)たちが冬囲い(wintering)され始めた。 久しぶりに、ハナちゃんに出会う。 四軒の空家が建つヌルデ…
世界の存在論的基底は対象ではなく、あくまで事実であるというのが『論考』の出発点でした。そもそも対象は事後的に切り出されるものでしかなく、しかも不確定なのでした。一方、われわれが事実の総体としてのこの現実の世界に埋没したままではないのは、言…
ジョナス・メカスによる365日映画、11月7日、311日目。 Day 311: Jonas Mekas Wednesday, November 7th, 2007 3:10 min. I cook, I dance, I write haikus --- 料理して、踊って、 俳句を書く。 今日のビデオは物凄く「切れ」がいい。ざっくりと切ったズッキ…
今日はT氏と昼食を共にしながら、主にITを巡る言論のある一定の「空気」について多面的に議論した。中心的な論点は言わば「計算可能な身体性」に依拠する言説と「計算不可能な身体性」に依拠する言説との間の対立と両者間の翻訳といったあたりだった。言い替…
札幌、晴。今朝の藻岩山(→ flickr photo: Mt. Moiwa, November 7th, 2007)。 自宅近辺の裏山。落葉が進み、森が林になったみたいな印象。
昨夜、東京で前代未聞のネットビジネスを次々と立ち上げている才気あふれる若きアントレプレナーT氏とある領域の学問に邁進している真摯なM嬢が訪ねてくれた。ご両人を伴って、晩飯がてら、吉田初三郎の鳥瞰図が縁で知り合ったアンティーカーさんのレストラ…
札幌、晴れ。今朝の藻岩山(→ flickr photo: Mt. Moiwa, November 6th, 2007)。タンポポ公園前で幼稚園のバスの迎えを待つ母子に出会うことがある。バスが到着するまでの間その女の子は公園内の遊具で遊んでいる。まだ若い母親はその様子を愛おしそうに見守…
ジョナス・メカスによる365日映画、11月6日、310日目。 Day 310: Jonas Mekas Tuesday, November 6th, 2007 5:33 min. this is the final installment on Maxi, Anthology's cat --- これは アンソロジーの猫、 マキシに関する最終回。 アンソロジーの「主人…
ジョナス・メカスによる365日映画、11月5日、309日目。 Day 309: Jonas Mekas Monday, November 5th, 2007 3:59 min. subway drummers, Union Square station, New York -- 地下鉄ドラマー、 ユニオン・スクウェア駅、 ニューヨーク。 地下鉄のプラットフォ…
これまで私たちは、人生の舞台としての世界の見立て方、一定の世界観を組み込んだ物語りの構造、そしてもっとも根本的な世界観としての述語的世界観、さらに世界ともども自分を成長させつづける編集的世界観について見てきました。そこで肝に銘じておくべき…
札幌、快晴。暖かい。今朝の藻岩山(→ flickr photo: Mt. Moiwa, November 5th, 2007)。 夏に軒下の巨大なスズメバチの巣を単独で駆除した勇敢なKさん(8月22日、8月21日)のお宅に、エゾノコリンゴかヒメリンゴかと思われる小さな赤い実を枝に鈴なりに沢…
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/06メディア: 新書購入: 91人 クリック: 724回この商品を含むブログ (1191件) を見る今日、梅田望夫著『ウェブ時代をゆく』(ちくま新書)…
ジョナス・メカスによる365日映画、11月4日、308日目。 Day 308: Jonas Mekas Sunday, November 4th, 2007 4:24 min. footage from ten years ago -- In Uzupis (Vilnius) we celebrate Lithuania's independence -- 十年前の 未編集のフィルムから。 ウジュ…
「くま」さんことunknownmelodiesさんの「ウェブ開拓論」が面白い。見かけとは裏腹に維持することが非常に難しいポジティブな姿勢がとても好ましい。ブログを始めることの意味、そしてブログを続けることの意味にも深く触れている。私たち一人一人がどんな視…
札幌、晴。藻岩山に雲の影が落ちる。 flickr photo: Mt. Moiwa, November 4th, 2007 原生林では野鳥達の囀りに立ち止まってしばし耳を傾けた。野鳥の姿を探しながらその歌を録音したつもりが、耳にはかなり大きくはっきりと近くに聴こえていた歌を、マイクは…
「フォークソノミー」("Folksonomy")という語の生みの親として知られるトーマス・ヴァンダー・ワル(Thomas Vander Wal)によるフォークソノミーとウィキペディアに対する深刻な誤解に関する2年前の記事が目にとまった。遅ればせながら、目からウロコが一…