2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
札幌、曇。風太郎は快調。 「イメージフォーラム・フェスティバル2008札幌」三日目。今日から大学では大学祭がはじまった。北海道立近代美術館の入口そばの池の水面が自然のスクリーンに見えた。今日は以下のプログラム計8本を観た。 一般公募部門 合縁奇縁…
イメージフォーラム・フェスティバル2008のプログラムのお昼休みと終了後にお世話になっているSoul Storeでは店主の清水さんと色んな話をした。とても刺激的だった。彼の生きざまを映画にしたいくらいだ。フェスティバルで作品を観ること以上に、私にとって…
札幌、雨。風太郎は快調。 三上ゼミの一環でもある実験映画鑑賞、イメージフォーラム・フェスティバル2008サッポロの二日目。会場の北海道立近代美術館の西門に向かう歩道で、車に水を撥ねかけられて、一瞬呆然として立ち止まった。抱えていたファイルと腰か…
原研哉著『デザインのデザイン』(岩波書店、2003年、asin:4000240056)は単なるデザインを情報デザインとして深く見直す試みとして読むことができます。ただし、私は『デザインのデザイン』を単に褒めるために書いているのではありません。その限界をはっき…
イメージフォーラム・フェスティバル2008 ディレクターの澤さんと再会する。 受付で撮ってもらった記念写真が貼付されたフリーパス券。ピースサインを忘れない大人げない私。 会場の北海道立近代美術館講堂で8本の映画を観た。それぞれに興味深かった。詳細…
今朝はまずUさんに、それからサフランクラブの面々に強く励まされた風太郎。 ああ、何の蛹(さなぎ)だろう? サナギって本当に不思議な「生命デザイン」だといつも感じる。蛹の生物学的定義はこうである。 完全変態をする昆虫が幼虫期と成虫期との間に経過…
イメージフォーラム・フェスティバル2008の札幌会場の受付で展示されていたイメージフォーラムが過去に企画したイベント関連のカタログやDVD作品が興味深かった。その中で、懐かしいジョナス・メカス監督作品『リトアニアへの旅の追憶』(ダゲレオ出版/イメ…
雨上がりの朝、サフラン公園ではシナノキの黄色い落ち葉が目立った。 先日、雨と寒さで縮こまっていたエゾノコンギク(蝦夷野紺菊, Aster microcephalus var. yezoensi)の花が開いていた。
動物によってその寿命には長短がある。例えば、大型犬の平均寿命と人間の平均寿命を基に導かれたつぎのような式がある。 12+{(実年齢-1)×7} 犬は誕生後の最初の一年間の成長が著しく、人間で言えば12年に相当し、その後はいわゆる「ドッグイヤー」の7年が適…
原研哉さんを知っていますか。近年デザイン、情報デザインについて語る多くの人が必ずと言っていいほどその仕事や著作に言及するグラフィックデザイナーです。例えば、棚橋 弘季さんのブログを覗いて見て下さい。 DESIGN IT! w/LOVE 原研哉さんのプロフィー…
いつの間にかアメリカフヨウ(亜米利加芙蓉, Common rose mallow, Hibiscus moscheutos)の花も終わっていた。遠くからでも目立つ大振りの濃いピンクの花(→ 写真)を重たそうにつけていた。果皮が裂けて、中から白い種がのぞいていた。昨年まではこの場所で…
ゴジュウカラ(五十雀, Eurasian nuthatch/Wood nuthatch, Sitta europaea)がすぐ目の前に飛来した。距離にして数メートル。ある民家の板塀の向こう側の低木。こんなに間近に見たのは初めてだった。非常に警戒心が強く、こちらのちょっとした動きにも敏感に…
この二ヶ月でずいぶん痩せちゃいましたが、体調も上向きのなか、13歳の誕生日をなんとか穏やかに迎えることができました。ジャックをはじめ、励ましてくれたみなさん、どうもありがとう。坂ちゃん、メッセージをありがとう。hayakarさん、レトリーバーの森繁…
札幌、晴。 おお、歩道に古い「牛パソ」が。Gatewayの画面一体型のモデル(Neo?)だ。古新聞と一緒に廃品回収に出されていた。風太郎も牛模様が気になったようだった。 ゲートウェイのマスコット人形 (ゲートウェイ (PCメーカー) - Wikipedia) 近所の廃庭…
昨夜、タンゴ、そしてウォン・カーウァイの映画『ブエノスアイレス』に触れたら、金沢さんがサウンドトラックに使われているピアソラの"Tango Apasionado"が大好きだと嬉しいことを書いてくれた。驚いた。私も大好きな、こんな曲である。 Tango Apasionado, …
自宅玄関前をゆっくりと移動するカタツムリ(蝸牛, Snail)。右巻き(右旋:dextral)の殻の螺旋構造が美しい。ミスジマイマイ(Euhadra peliomphala)のようだ。この辺りでは他の種を見たことがない。 カタツムリ - Wikipedia 先端に眼のある長い触覚と短い…
Mobile Society Review 未来心理 NTTドコモが運営するモバイル社会研究所が発行する季刊誌『Mobile Society Review 未来心理』が全国から投稿論文を募集する「査読誌」になるという。主な査読者として橋本秀紀氏と宮台真司氏が抜擢されているが、社会学者の…
札幌、昨日とは打って変わって晴。寒くもなく、爽快。昨日、雀たちが集っていた空き地の低木は、id:mmpoloさんが葉の形状からみてヤマグワ(山桑, Mulberry, Morus bombycis)であると知らせて下さった。写真は別の場所に生える桑の木の葉の様子。裂けた大き…
昨日は近年極めて稀な鬱な気分の日だった。低気圧のせいだったのかもしれないし、風太郎が回復して緊張の糸が切れたせいだったのかもしれない。よく分からない。とにかく深ーく沈んでいた。今日は晴天だったからか、上昇気分だった。鬱っぽくなったときには…
月と不死 (東洋文庫 (185))作者: N・ネフスキー,岡正雄出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1971/01/01メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (15件) を見る 口絵写真は「高橋天民氏に漢学を学ぶネフスキー(左)とコンラド(右)」 ニコライ・ネ…
昨日取り上げた石田博士記者による朝日新聞夕刊の連載「「悲しき熱帯」を歩く」は今日の5回目「ただ一人、年月見つめ」が最終回だった。石田氏は今回のナンビクワラ族の集落の訪問取材を通して、70年前に調査に訪れたレヴィ=ストロースが『悲しき熱帯』(1…
札幌、雨。寒い。 今日は休みか。 寒さで野菊の花も縮こまる。 空き地の奥の低木から雀たちのにぎやかな声が聴こえてきた。枝葉が小刻みに揺れている。立ち止まって眺めていたら、数十羽の群れが一斉に左の方向に飛び立ち、枝葉は大きく揺れた。釣られるよう…
今年もまたウィトゲンシュタインの季節を迎えた。今年は320名(先週は260名だったが何があったのか60名も増えた。ちなみに、10名を超えたら、100名でも1000名でも変わりないという感覚がある。)の学生たちと『論理哲学論考』を「読む」。 論理哲学論考 (岩…
朝日新聞の夕刊で9月29日からひっそりとある連載が始まった。サンパウロ在住の石田博士記者によるものである。 「悲しき熱帯」を歩く 石田博士さんと言えば、あの、昨年の夏にブラジルのアマゾンで近代文明との接触を断っていたインディオの一部族メチキチレ…
北の花咲か爺犬の風太郎です。10月5日で13歳になります。梅田さんちのジャックよりちょとだけ歳上です。御陰さまで、ステロイドとかいう薬が効いたのか、お腹のゴロゴロ、下痢も治まって、固いウンチが出るようになりました。胸焼けもしなくなり、食欲も出ま…
三上:そういうわけで、来週はみんなで『イメージフォーラム・フェスティバル2008』ね。さて、前回のゼミの模様を一部再現したエントリー(「三上ゼミナール始まる!」)に早速色んな人から励ましやアドバイスが届きましたね。驚いたでしょ? 嬉しいよね。こ…
ある人は言いました。「真の独自性とはいかに真似されやすいかということにある」と。またある人は言いました。"Code is Poetry." 同じゴールを目指すにしてもその過程に真の独自性は問われるということでしょう。それは一見似ているように見えても、よくよ…
地名はその土地の生命、記憶そのものであるという考え方が好きだ。帯広の書店ベルエキップ(http://belleequipe.info/)から山田秀三著『北海道の地名』(北海道新聞社刊、1984年)の古書が届いた。この本はすでに絶版になっており、草風館より復刻訂正版の…
一昨日の朝、今年初めて雪虫を見た。昨日の朝はHさんに「もう雪虫が飛んでますねえ」と言葉をかけられた。今朝、サフラン公園で頼りなくゆっくりと飛行する雪虫に掌を近づけて止まらせ、連写した。雪虫(ゆきむし)は東北、北海道地方の愛称。和名はトドノ…